市長あいさつ

「～福岡で最も『住みよい』都市づくり～　人と地域をつなぐ　機能的でこころやすらぐまち　かすが」 の実現を目指して

本市は、これまで、平成13（2001）年に策定した「春日市都市計画マスタープラン」に基づき、良好な住環境を実現するとともに、市民の皆様の日常生活を支える道路や下水道、公園などの都市施設、コミュニティバス「やよい」の運行による地域公共交通網の形成など、都市基盤の整備を着実に進めてまいりました。

本年、同計画の策定から20年が経過し、この間に築き上げてきた都市基盤を維持・充実させ、さらに魅力的な都市に発展させていくために、本市が目指すべき20年後の未来図を示す「第2次春日市都市計画マスタープラン」を策定いたしました。

本計画では、今後、本市が目指すまちづくりのあるべき姿として「～福岡で最も『住みよい』都市づくり～ 人と地域をつなぐ　機能的でこころやすらぐまち　かすが」を基本理念に掲げ、その実現に向けて、少子高齢化・人口減少社会の本格的到来に対応する都市計画の規制緩和の検討や、現在、整備を進めている西鉄春日原駅周辺などの拠点となる地域の活性化、古代の史跡・ため池・総合公園などの春日市らしい資源を活用した都市基盤の整備などを行うこととしています。

「都市計画は100年の計」と言われます。春日市は、令和4年に市制50周年の節目を迎えますので、次の50年を見据えて、この計画に描く未来図の実現に全力で取り組んでまいりたいと考えております。

本計画の策定に当たっては、専門委員会の設置や市民アンケート、パブリックコメントなどを実施し、市民の皆様の声を反映した計画づくりを行ってまいりました。

貴重な御意見をいただきました市民の皆様、また、御指導いただきました専門委員会及び都市計画審議会の委員の皆様に対し、心からお礼申し上げます。

2021年9月

春日市長　井上澄和（いのうえ　すみかず）