介護保険制度(成り立ちや仕組みなど)

ページ番号1000928  更新日 令和元年8月23日

介護保険制度の成り立ち

昭和50年代後半(1980年代)から、核家族化と少子高齢化が進む中で、体力の低下や認知症が現れた高齢者の介護の問題が深刻になりました。

介護が必要となった高齢者を抱えた家庭では、主に介護を行う人に、肉体的にも精神的にも過重な負担がかかっていました。

そのため、これまで社会を支えてきた高齢者の介護を、家族だけでなく、地域や社会全体で支え合う制度として、平成12年4月1日から「介護保険制度」が始まりました。

介護保険制度の仕組み

介護保険は、サービスの提供(給付)と、その費用負担(保険料など)を社会全体で支え合うという考え方に基づいて行われます。

介護を必要とする人が、それぞれの状態に応じて、自立した日常生活ができるように、必要な介護にかかるサービスの給付を行います。

費用については、40歳以上の人全員が支払う保険料と公費、およびサービスの給付を受けた時の1割、2割または3割の自己負担金で賄います。

介護保険制度が目指すもの

今までは、「介護が必要となったので支援を受ける」という限定的な支援でしたが、平成18年4月からは、いきいきとした生活を送るために、「介護される状態にならないよう」または「介護度がより自立に向かうよう」に、積極的な予防の対策を進めることになりました。

また、住み慣れた自宅およびその近くの地域、つまり生活の中で介護を受けることができるように、地域密着型サービスが創設されました。

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