自分は大丈夫と思わないで!「性犯罪対策」
ページ番号1001419 更新日 令和3年3月3日
性犯罪とは
性犯罪は、強制性交等罪と強制わいせつ罪のことをいい、痴漢や盗撮、公然わいせつなど性犯罪に発展するおそれのある事案を前兆事案と呼んでいます。
性犯罪は、被害者を身体的にも精神的にも深く傷つけ、長期間にわたり苦しみを与えることから、「魂の殺人」とも呼ばれています。「自分は大丈夫」と思わず、防犯意識を高く持ち、被害に遭わないよう注意しましょう。
性犯罪の発生現状
令和2年中の福岡県内における性犯罪の認知件数は228件(強制性交等55件、強制わいせつ173件)となっており、前年と比べ93件減少しています。
時間帯別
- 午後9時~11時台での発生が最も多い
- 学校や仕事の帰宅時間帯から深夜3時までにかけて発生の割合が高い
年代別
- 10歳代~20歳代の被害が約70パーセントを占めている
被害場所
- 強制性交等は、マンション・アパートなど屋内での被害が多い
- 強制わいせつは、帰宅途中の路上や公園、駐車場など屋外での被害が約40パーセントを占めている
被害に遭わないための防犯ポイント
屋外での防犯ポイント
夜道では隙を見せない!
犯人は、周囲への警戒をしていない女性を狙っています。時々振り返ったり防犯ブザーや防犯グッズを見えるところに携帯するなど、周囲への警戒をアピールしましょう。
ながら歩きをしない!
携帯電話やスマートフォンを使いながら、イヤホンで音楽を聴きながらなどの「ながら歩き」は、犯人が接近していることに気が付くのが遅れるため、絶対にやめましょう。
帰宅方法を工夫する!
犯人は、暗くて人通りが少ない夜道を1人歩きする女性を狙っています。少し遠回りでも、人通りの多い明るい道を選ぶようにし、なるべく複数人で行動するようにしましょう。
人の集まる場所でも要注意!
駅やデパート、混雑した電車など、人が大勢集まる場所では痴漢や盗撮をされる恐れがあるので要注意です。被害に遭ったら、大声で周囲に助けを求めたり、防犯ブザーで周囲に異常を知らせ、すぐに110番通報しましょう。
屋内での防犯ポイント
エレベーターでは常に警戒!
エレベーターに乗る前は周囲を確認し、知らない男性が乗り込んできたら外に出るか、次の階で降りるようにしましょう。エレベーターの中では、周囲を見渡せて、非常ボタンがすぐに押せる場所に立ちましょう。
鍵かけの習慣を!
犯人は、無施錠の玄関や窓から侵入します。
オートロックや玄関に入る前には不審者がいないか周囲を確認し、帰宅したらすぐに玄関の鍵をかけ、ドアチェーンをしましょう。
また、犯人は屋上や隣室のベランダをつたって侵入してくることもあるので、高層階であっても就寝するときは必ず窓を施錠し、起きているときにも侵入されないように注意しましょう。
来訪者にはドアチェーンをかけたまま対応!
犯人は、宅配業者や郵便業者などを装って玄関を開けさせ押し入ろうとします。来訪者が来たときは、ドアチェーンをかけたまま対応するようにしましょう。
1人暮らしは特に要注意!
女性の1人暮らしであることを悟られないように、表札や郵便受けにはフルネームを表示しないようにし、ゴミ捨ての際には住所・氏名が分かる郵便物などは必ず裁断して処分しましょう。
また、窓に取り付けるカーテンの色や柄、外に干す洗濯物にも気を配るようにしましょう。玄関に男性用の靴や傘を置いておくのも有効です。
防犯アプリ「みまもっち」~「見て守る」「見守る」「身を守る」
福岡県警察が、性犯罪の根絶に向けた予防対策として、スマートフォン用防犯アプリ「みまもっち」を配信しています。「みまもっち」を通じ事件・不審者情報や防犯情報を気軽に受信することで、 自主防犯意識を高めるとともに、「他人事ではない」性犯罪から身を守りましょう。
「みまもっち」は、次のリンク先かGoogle Play、App Storeからインストールできます。
「みまもっち」の主な機能については、次のチラシを参照してください。
チラシ
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