基本目標3 みんなで支え合い、誰もが健やかにいきいきと暮らせるまち

ページ番号1005369  更新日 令和5年6月9日

続きまして、基本目標3「みんなで支え合い、誰もが健やかにいきいきと暮らせるまち」を実現するための政策と、その考えについて、申し上げます。

3-1 健康づくり支援の充実

まず、『健康づくり支援の充実』についてであります。

市民の皆さまの健康寿命の延伸と医療費の適正化を目指して、引き続き健康診査の定期的な受診、生活習慣の見直し、運動の習慣化、食育などを推進するとともに、健診データ等を活用し、全ての世代が自分に合った健康づくりができるよう支援してまいります。

令和5年度は、「第2期いきいき春日21健康づくり支援計画・春日市食育推進基本計画」及び「春日市国民健康保険第2期保健事業計画」の見直しを行い、市民と行政及び関係機関の緊密な連携のもと、健康づくり事業の一層の充実に努めてまいります。

また、病気になっても生活の質を保っていくことができるよう、令和5年度は、がんの治療に伴う外見の変化が見られるがん患者及びがん経験者に対し、医療用ウィッグや補整具等の購入費の一部を助成するアピアランスケア推進事業を開始します。

新型コロナウイルス感染症については、本年5月8日から感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同じ5類に変更され、徐々に通常の社会経済活動に戻りつつあります。

当分の間は、感染状況に応じた対策が必要になることもあると思われますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

新型コロナワクチンの接種については、重症化リスクが高い高齢者等に対する追加接種を進めており、9月には、初回接種を終えた5歳以上の全ての人に接種の機会を提供します。

3-2 高齢者支援の充実

次に、『高齢者支援の充実』についてであります。

コロナ禍における外出自粛の長期化により、高齢者の社会からの孤立や体力・気力の低下が懸念されています。

春日市では、全ての自治会において、一人暮らしの高齢者等の見守り活動や、高齢者の集いの場としての「ふれあい・いきいきサロン」などの活動を通して、高齢者やその家族を地域から孤立させない取り組みが実践されており、市社会福祉協議会と連携して、これらの取り組みを支援してまいります。また、高齢者の生きがいづくりの場となっているシニアクラブについて、単位クラブへの支援の在り方を検討し、さらなる活動の充実につなげてまいります。

認知症対策としては、認知症初期集中支援チームの設置に加え、3か所の地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を配置しています。

令和5年度は、ナギの木苑で活動する「はつらつボランティア」の協力を得て、認知症高齢者を支援する「チームオレンジ」を発足させ、認知症の人と、その家族を支援し、認知症にやさしいまちづくりを推進します。

また、令和5年度は、令和6年度から3年間の「高齢者福祉計画2024」及び「第9期介護保険事業計画」の策定年度となっています。令和4年度末に実施したアンケート調査に基づき、高齢者やその家族の実態を把握・分析し、24時間365日、地域の中で安心して暮らしていくことができるよう、介護ニーズに応じたサービス提供体制の確保に努めてまいります。

3-3 障がい者支援の充実

次に、『障がい者支援の充実』についてであります。

令和5年度は、令和6年度から3年間の「第7期春日市障がい福祉計画及び第3期春日市障がい児福祉計画」の策定に取り組むこととしており、障がい者やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、引き続き、障がい者基幹相談支援センターを中心に、相談支援体制の強化と、切れ目のない生活支援のための必要な障害福祉サービスの提供に努めてまいります。

また、在宅で生活している障がい者などが、家族の急病などにより一時的に在宅で過ごすことができなくなった場合の緊急時の受け入れ体制など、地域生活支援拠点等の整備を進めます。

さらに、障がい者の社会参加の促進を図るため、障がい者スポーツ大会などへの参加支援や、地域活動への受け入れがさらに広がるよう、障がいに関する啓発や広報活動も継続して行ってまいります。

市内の認可保育所においては、障がい児及び配慮が必要な児童の受け入れを行っており、令和4年度は、障がい児保育事業費補助金の対象者を拡充したところです。

また、心理士や市直営の昇町保育所の職員が、認可保育所を訪問して、配慮が必要な児童の様子を観察し、対応方法に関する助言を行う巡回訪問支援を行っており、引き続き、これらの取り組みを進めてまいります。

放課後児童クラブにおいては、これまで以上に障がいのある児童及び配慮が必要な児童を受け入れることができるよう、支援員や補助員の追加配置を行い、体制を整えてまいります。

3-4 地域共生社会の推進

次に、『地域共生社会の推進』についてであります。

近年、貧困、引きこもり、虐待、いじめ、介護疲れといった複合化、複雑化した生活上の課題を抱える人が増えています。このような人たちの支援ニーズに対応するため、市社会福祉協議会をはじめ、民生委員・児童委員、自治会、地域包括支援センターなどの関係機関と連携を深めるとともに、高齢者支援、障がい者支援、子育て支援、生活困窮者支援といった既存の福祉分野を超えて、包括的な支援を行うことができる体制の構築を進め、地域共生社会の推進に取り組んでまいります。

生活困窮者支援については、相談窓口を委託している市社会福祉協議会等と緊密な連携を図り、生活に不安を抱える人にしっかりと寄り添うことができるよう、相談体制の整備に努めてまいります。

また、地域福祉推進の中核を担う市社会福祉協議会の拠点施設である社会福祉センターが老朽化していることから、市中央部に、社会福祉センターやナギの木苑などの施設を移転集約し、地域共生社会の拠点となる新たな複合施設を整備するよう計画しているところです。

令和5年度は、主に施設の規模や機能、事業費等について検討するとともに、市中央部全体の活性化のため、民間活力の導入などについても検討を進めてまいります。

3-5 人権が尊重される社会の推進

次に、『人権が尊重される社会の推進』についてであります。

春日市は、市民一人ひとりの人権が尊重され、多様性を認め合い、あらゆる差別のないまちを目指しています。

令和5年度は、令和4年度実施した「人権問題に関する市民意識調査」の結果を踏まえ、「人権教育及び人権啓発推進 第5次春日市実施計画」を策定することにしており、引き続き、人権意識の高揚のため、人権擁護委員と連携して、講演会や街頭啓発、人権相談のさらなる充実を図るとともに、自治会やPTAなどが行う学習会等を支援してまいります。

3-6 男女共同参画社会の推進

次に、『男女共同参画社会の推進』についてであります。

女性の地位向上をさらに推進していくため、固定的性別役割分担意識や性差に対する偏見などの解消に向けて、幅広い世代を対象に、講座の開催などによる啓発活動を行ってまいります。

 DV被害者支援についても、警察など関係機関との連携を強化しながら、相談体制の充実を図り、併せて、若い世代へのDV防止に関する啓発を進めてまいります。

 男女共同参画推進の拠点となっている男女共同参画・消費生活センター「じょなさん」については、市中央部の新たな複合施設に統合する計画を進めてまいります。

3-7 社会保障制度の適正な運営

次に、『社会保障制度の適正な運営』についてであります。

国民健康保険制度については、一人当たりの保険給付費が、高齢化の進展や医療技術の高度化等に伴い年々増加し、市が県に納付する国民健康保険事業費納付金も増加しています。

今後とも、国民健康保険事業を安定的に運営するため、被保険者の健康づくりの支援等を推進しながら、基金の活用や税率の改定を含めて検討し、必要な財源を確保してまいります。

こども医療費の助成については、すべての子どもたちの健やかな成長と安心して子育てができる環境づくりに資するよう、令和6年度から、対象者を18歳までに広げるとともに、通院及び入院に係る医療費の窓口負担を無料化する方向で取り組みを進めてまいります。

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