基本目標2 安心して子育てができ、子どもがすくすくと成長できるまち

ページ番号1005368  更新日 令和3年3月2日

続きまして、基本目標2「安心して子育てができ、子どもがすくすくと成長できるまち」を実現するための政策と、その考えについて、申し上げます。

2-1 妊娠・出産・子育て支援の充実

まず、『妊娠・出産・子育て支援の充実』についてであります。

令和3年度は、出産後間もない産婦に対して、母体の状況や産後うつの状況を診察する「産婦健康診査事業」や、退院後の母子の心身のケアや育児のサポートを、産婦人科医療機関や助産所への「泊まり」「通い」により行う「産後ケア事業」を新たに開始します。

これまで春日市が実施してきた乳児家庭全戸訪問と併せて、産後の初期段階における母子に対する支援を強化することで、産後における心身の不調や育児不安、孤立感を軽減し、産後うつなどを予防するとともに、子どもの養育環境の向上を図ります。

また、子育て家庭の支援につきましては、いきいきプラザに開設している「子ども・子育て相談センター」において、妊娠期から子育て期までのさまざまな相談に対応しており、切れ目のない支援に引き続き努めてまいります。

保育環境の充実につきましては、令和3年4月から須玖保育所が公私連携型保育所となり、市直営の保育所が2園から1園となります。

市内唯一の直営保育所となる昇町保育所の保育士は、単に保育を行うだけではなく、市内の保育所、幼稚園、関係機関の連携強化を促すなど、地域における就学前保育と子育て支援を更に充実させる役割を担ってまいります。

2-2 子どもの健全育成

次に、『子どもの健全育成』についてであります。

子どもの発達に関する支援の充実を図るため、新たに「子ども発達支援室」をいきいきプラザに開設します。この発達支援室では、福祉部門で実施してきた発達支援に関する業務と教育委員会で実施してきた特別支援教育などの業務を一か所に集約し、0歳から15歳までの子どもに対して、発達特性に応じた切れ目のない支援を行う体制を構築します。保健師、保育士などの専門職の配置を手厚くするとともに、保育所、幼稚園、小中学校、児童発達支援事業所などとの連携を更に強化し、子どもの特性に対応した支援を行います。

現在、発達支援室の開設に向けて、いきいきプラザのレイアウト改修を行っており、施設の相談機能を向上させるとともに、市民の皆様が利用しやすい窓口体制を整備してまいります。

児童虐待対策につきましては、「子ども・子育て相談センター」の中に、要支援児童及び要保護児童に関する総合的な相談、支援、調整を行う「子ども家庭 総合支援拠点」の機能を追加し、児童虐待が発生した際の迅速かつ的確な対応に努めてまいります。

2-3 学校教育の充実

次に、『学校教育の充実』についてであります。

春日市では、国が掲げる「GIGAスクール構想」に沿って、令和2年度に児童生徒1人につき1台のタブレット端末を配備するとともに、校内の情報通信ネットワーク環境を整備いたしました。また、新型コロナによる休校の際は、春日市ではオンラインを活用した学習支援を先駆的に行い、教員を中心に工夫を凝らしながら、コロナ禍における児童生徒の学習環境の確保に努めてまいりました。その経験を生かし、令和3年度は、ICT支援員を活用しながら、このタブレット端末を最大限に活かした授業づくりに取り組みます。

学力向上の推進につきましては、一人ひとりのつまずきに応じた個別の支援を行うため、これまで小学校3・4年生を対象に行ってまいりました「わくわく進級テスト」を小学校全学年に広げるとともに、市内全ての小学校で3年生を中心に行っている補充学習「まなびや春日」を引き続き実施します。

また、令和3年度から、現在、市独自の取り組みとして小学校6年生に行っている30人以下学級編制を、発展的に見直し、小学校5年生、6年生、そして中学校1年生を35人以下学級とすることで、小学校から中学校にかけての学級規模を平準化してまいります。

加えて、小学校5・6年生の一部の教科を教科担当制にすることで、中学校の授業環境に近づけるとともに、教員の専門性や指導力の向上を図ってまいります。

これらの取り組みは、児童生徒の学力向上に寄与することはもとより、環境の変化を緩やかにすることで、中学校進学後に急激に増える不登校の対策としても大きな効果があると考えております。

学校施設の整備につきましては、教育環境の改善と施設の安全性の向上を図るため、計画的に整備を進めております。令和3年度は、大谷小学校、春日北小学校の大規模改修工事を完了させるとともに、春日南中学校の大規模改修工事に着手します。また、春日北中学校で航空騒音防止対策工事を行うとともに、中学校の特別教室への空調整備と春日野小学校及び春日野中学校のトイレ改修に向けた設計業務に着手します。

2-4 共育(共に育てる)の推進

次に、『共に育てる共育の推進』についてであります。

学校・家庭・地域の三者が一体となって子どもを共に育てるコミュニティ・スクールは、これまでの16年間の取り組みを通して、着実に子どもたちの市民性の育成や、学校を核として共に育てる「共育」の基盤形成につながっており、春日市が一貫して推進している「協働のまちづくり」のための重要な施策の一つとなっております。

コミュニティ・スクールの推進につきましては、学校運営協議会の一層の充実を図るとともに、学校と地域のつなぎ役として、令和3年度に全校配置が完了する地域コーディネーターを活用しつつ、コロナ禍に対応した取り組みや、新たなカリキュラムの開発などを進めてまいります。

家庭教育力の向上支援につきましては、引き続き就学前から中学生までの保護者を対象とした「家庭教育学級」や広く市民を対象とする「公開講座」などを実施するとともに、家庭教育の重要性などを学ぶ場、交流の場などの情報を発信してまいります。

また、家庭における子どもの基本的生活習慣の確立に向け、睡眠の仕組みや大切さを伝える睡眠教育のリーフレットを作成するとともに、PTAが実施する「早寝・早起き・朝ごはん」の取り組みを支援してまいります。

地域教育力の向上支援につきましては、引き続き、地域住民が主体となって、子どもたちに多様な体験や学習活動、多世代との交流などの場を提供する「放課後子供教室」いわゆる「アンビシャス広場」の充実を図ってまいります。また、青少年育成市民会議や子ども会などの活動の支援を図り、地域ぐるみで子どもを育む環境づくりを進めます。

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