人とネコの共生(地域ネコ)

ページ番号1001269  更新日 令和元年9月18日

人とネコとが気持ちよく共生していくために

1.野良ネコ(飼い主のいないネコ)について

野良ネコは、もともと飼いネコであったものが捨てられ、増えたものです。一番の責任は無責任な飼い主にありますが、野良ネコへの無責任な餌やりも、ネコに関する問題の大きな一因となっています。むやみに餌を与えていると、ネコが餌を求めて集まってきて、ふんや尿、鳴き声、ノミの発生などさまざまな迷惑、被害を周囲に及ぼすことがあります。

また、たくさんの子ネコが生まれ、結果的に飼い主のいない不幸なネコを増やしてしまうことになります。

野良ネコも私たちと同じ命ある動物です。

ネコを飼っている人もいない人も、野良ネコとそれに関わる問題について関心を持ち、考えていきましょう。

2.野良ネコに餌をあげている皆さんへのお願い

ネコに必要なものは?「責任を持って飼ってくれる飼い主です」

野良ネコは常に飢え、病気、事故などの危険にさらされ、過酷な状況で生きています。本当にネコのことを思うならば、自分の家の中で、上記のことを守り、寿命が尽きるまで愛情を持って世話をしてあげることです。

それができない場合は、責任を持って飼ってくれる飼い主を探してあげることがネコにとって一番よいことではないでしょうか。

近隣の理解を得ましょう

公共の場所や他人の敷地内、駐車場などは迷惑になります。土地、建物の所有者や管理者、近隣の人にも話をして、理解を得るようにしてください。

食べ残しはきちんと片付けましょう

食べ残しがあると、カラスやネズミの餌となり、ハエや害虫なども集まり不衛生になります。食べ終わるまでその場で待って、すぐに片付け、痕跡を残さないようにしましょう。

また、決まった時間に同じ場所であげましょう。ネコにとって落ち着いた場所で定期的に餌を与えることで行動も温和になります。

餌をあげたらふん尿の始末もしましょう

食べたら近くで排泄します。ネコの尿はとても臭いが強いものです。消臭剤などで臭いを消してください。餌をあげているネコのふんはきちんと片付けてきれいにしましょう。

可能であれば、ネコのトイレを自宅の敷地内など迷惑にならない場所に設置し、その他の場所でネコがふん尿をしないようにしましょう。

不妊・去勢手術をしましょう

不妊・去勢手術をしないと1年で10~15匹も増えてしまいます。そうなると、とても一人では世話をできません。

野良ネコの子ネコの死亡率は高く、短い生涯となります。「かわいい」、「かわいそう」という感情だけで餌をあげることは、結果的に不幸なネコを増やすことにしかなりません。野良ネコに餌をあげるのであれば、これ以上増えないよう不妊・去勢手術をしましょう。

問い合わせ先

  • 春日市役所 環境課 生活環境担当
    〒816-8501 福岡県春日市原町3-1-5 市役所3階
    電話:092-584-1111(代表)
    ファクス:092-584-1147
    メールアドレス:kankyo@city.kasuga.fukuoka.jp
  • 筑紫保健福祉環境事務所(筑紫保健所)保健衛生課生活衛生係
    電話:092-513-5599
    ファクス:092-513-5598

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