アライグマ

ページ番号1012332  更新日 令和6年2月1日

アライグマはもともと日本にいなかった動物で、ペットとして飼われていたものが野生化し、国内で急速に生息を拡大しています。近年、春日市内においても目撃されるようになりました。

アライグマは、在来生物を捕食することによる生態系へ悪影響や農作物の被害、住居への侵入や家庭ごみを荒らすといった生活被害を及ぼすため、「特定外来生物(※)」に指定されています。

春日市は、アライグマの被害を防止するため、「春日市アライグマ防除実施計画」を策定しています。

※ 特定外来生物とは、海外起源の外来生物であって、生態系、人の生命、身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼす恐れがあるものの中から、国が「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき指定します。

生態

アライグマは雑食性で、市内では果実や野菜などを食い荒らす被害が確認されています。雑食性なので、ブドウやスイカなどの果物、トウモロコシなどの野菜、お菓子、ペットフード、残飯など、さまざまなものを食べます。

夜行性ですが、昼間に活動することもあります。主に、ため池の周辺や用水路、側溝などの水際に生息し、複数のねぐらを持ち、エサ場に近い場所を移動します。

特徴

写真:アライグマ
(写真引用:環境省ウェブサイト)
  • 体長(尻尾を除く):約40~60cm
  • 尾長:約20~40cm
  • 体重:約4~10kg
  • 尾にシマ模様がある
  • 目のまわりが黒く、眉間に縦に黒いすじがある
  • 耳のふちは白い
  • 手足は5本指で、手先は器用
  • 木登りが得意

被害を予防するために気をつけること

周辺にアライグマを住み着かせないようにしましょう。

  • エサを絶対に与えない
  • 屋外でペットなどのエサを置きっぱなしにしない
  • 屋外に家庭ごみを放置しない
  • ごみ集積場では、ごみを出す時間を厳守しネットをかける
  • 床下や屋根裏など、侵入されそうな隙間はふさぐ

アライグマを見かけたら

アライグマは見た目とは違って気性が荒く、エサをやったり、触れようと近づくと大変危険です。人に感染する病原体を持っている可能性もあります。

アライグマの被害に遭ったり、見かけたりしたときは、環境課生活環境担当に連絡してください。

「福岡県アライグマ防除講習会」受講者募集(※令和5年度は終了しました)

福岡県は、アライグマの対策に関わってもらう人を募集しています。

福岡県内8会場で、アライグマの捕獲に従事してもらう人を養成するための講習会を開催します。講習会の受講者で希望する人は、狩猟免許を所持していなくても、令和6年度から箱わなを使ったアライグマの捕獲に従事することができます。

詳しくは、福岡県ウェブサイトを確認してください。

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このページに関するお問い合わせ

環境課 生活環境担当
〒816-8501
福岡県春日市原町3-1-5
市役所3階
電話:092-584-1111(代表)
ファクス:092-584-1147
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