オオキンケイギク

ページ番号1001282  更新日 令和元年8月9日

道端や河川敷、線路際などに生息しており、5月から7月ごろにかけて鮮やかな黄色の花を咲かせます。

しかし、あまりの強靭さのために一度定着すると在来の野草を駆逐し辺りの景観を一変させてしまう性質を持っているため「特定外来生物」に指定されている植物です。

特定外来生物とは日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として外来生物法により指定された植物であり、栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されています。

もしも、自宅や所有地などでオオキンケイギクが咲いている場合は、駆除に協力をお願いします。

なお、行政区などの各種団体が駆除する場合は、活動内容の事前告知や運搬時の種子の飛散防止措置などが必要です。詳しくは環境課まで問い合わせてください。

オオキンケイギクの特徴

オオキンケイギクの写真


  • キク科多年生草木
  • 草丈は30~70センチメートル程度
  • 花期は5月~7月(地域によって多少の差あり)
  • 花は直径5~7センチメートルの頭状花(茎の1番先に1つの花が付く)
  • 花びら(舌状花)の色は黄橙色で花の中央部(管状花)も同じ色だが、品種によっては花びらが八重のものや、花びらの基部が紫褐色のものもある。
  • 花びらの先端が不規則に4~5つに分かれる。
  • 葉は細長いへら状で、対生(茎の両側に葉がある)である
  • 葉の両面には荒い毛があり、葉の周囲はなめらか(鋸葉がない)である。
  • 葉の一番幅がある部分の幅は1センチメートル程度。
  • 成長がすすんだ葉は、3~5枚の裂片に分かれる。裂片は楕円形。
  • 葉は花のそばには付かない。
  • 種子もある程度地中で生きたまま残る植物であるため、前年度生えていた場所には、翌年も発生する可能性が高いと考えられる。

駆除方法

多年草であることや、地中に種子が残っていることから、簡単に駆除はできません。根から抜き取ることが一般的ですが、種子の拡散を防ぐには種子ができる開花期の始め頃までに、地上部を刈り取ることも効果的です。外来生物法により、駆除した草の生きたままの運搬は禁止されているので、種子が拡散しないよう袋に密閉して枯死させるなどした後、燃えるごみとして処分してください。

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