ツマアカスズメバチ

ページ番号1001285  更新日 令和4年9月5日

ツマアカスズメバチは、中国・台湾・東南アジア・南アジア原産の外来種で、国内では平成24年に長崎県対馬市で初めて確認されました。

福岡県内では、平成27年に北九州市、令和4年に福岡市東区、久山町、篠栗町でツマアカスズメバチが確認されました。

これまで国内では長崎県対馬市で定着が確認され、急速に分布を拡大しています。ツマアカスズメバチは生態系などに影響を及ぼす恐れがあり、警戒が必要です。

大きさや特徴

写真:ツマアカスズメバチ
ツマアカスズメバチ
  • 体長約2~3センチメートル
  • 体は全体的に黒っぽく腹部がオレンジ色で脚先が黄色
  • 主にミツバチを含む昆虫類を捕食する
  • 樹木の高い位置に巣をつくることが多い
  • 従来のスズメバチよりも、大きな巣をつくる
  • 巣は直径1メートルに達することもある

懸念される影響

  • 在来のスズメバチの減少や捕食される昆虫の減少による生態系への影響
  • 飼育ミツバチへの攻撃や養蜂や受粉への被害による農林業(養蜂)への影響
  • 在来のスズメバチと同様、刺傷被害による人への影響

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