春日市の健診(検診)においてよくある質問

ページID:1014642  更新日 令和6年5月28日

質問胃がん検診のバリウム検査や大腸がん検診、肺がん検診、乳がん検診を、40歳以上とするのはなぜでしょうか。39歳以下はしなくていいのでしょうか。

回答

がんは、年齢や性別で罹患率が大幅に異なります。100人に1人程度罹患する年代もあれば、10万人に数人の年代もあります。

がん検診の目的は、がんを早期に見つけて治療して、がんでの死亡率を下げることです。がんに罹患する可能性が低い年齢で検診を行うのではなく、罹患率が高くなる年代から検診を行っています。

これらのことは、専門家で構成される「がん検診事業の評価に関する委員会(厚生労働省)」にて、がん検診の効果について、評価を行い、科学的根拠に基づいて効果があるがん検診をお勧めしています。

また、こうしたがん検診が市町村の事業として行われるよう、指針を示しています。

そのため、令和7年度の検診からは、国の指針に則り、市の検診では、対象年齢を40歳以上と変更しました。

厚生労働省で定めるがん検診の内容
がんの種類 検査項目 対象者 受診間隔
胃がん検診 問診に加え、胃部エックス線検査または胃内視鏡検査のいずれか

50歳以上

※ 当分の間、胃部エックス線検査は40歳以上に対し実施可能です。

2年に1回

※ 当分の間、胃部エックス線検査は年1回実施可能です。

子宮頸がん検診 問診、視診、子宮頸部の細胞診および内診 20歳以上 2年に1回
肺がん検診 質問(問診)、胸部エックス線検査および喀痰細胞診 40歳以上 年に1回
乳がん検診

問診および乳房エックス線検査(マンモグラフィ)

※ 視診、触診は推奨しません。

40歳以上 2年に1回
大腸がん検診 問診および便潜血検査 40歳以上 年に1回

 

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