戸籍証明書などの広域交付（令和6年3月1日開始）

令和6年3月1日に戸籍法の一部を改正する法律が施行されます

令和6年3月1日から、戸籍法の一部を改正する法律が施行され、以下のことができるようになります。 

1．戸籍証明書などの広域交付

2．戸籍届出時における戸籍証明書などの添付の省略

• 戸籍法の一部を改正する法律について（法務省ウェブサイト）（外部リンク）

1　戸籍証明書などの広域交付

本籍地以外の市区町村窓口でも、戸籍証明書や除籍証明書が取得できるようになります。

• 本籍地が遠くにある場合でも、最寄りの市区町村の窓口に請求ができます。
• ほしい戸籍が全国にあっても、1つの窓口で戸籍証明書などが請求できます。

• 広域交付パンフレット（法務省） （PDF 739.8KB）

請求ができる人

戸籍に載っている本人、配偶者、直系尊属（父母、祖父母など）、直系卑属（子、孫など）

※　父母の戸籍から除籍された兄弟姉妹の戸籍証明書などは請求できません。

請求ができる証明書の種類

戸籍謄本（戸籍全部証明書）、除籍謄本（除籍全部事項証明書、改製原戸籍謄本）

※　戸籍抄本（戸籍個人事項証明書）、除籍抄本（除籍個人事項証明書）、戸籍の附票、戸籍諸証明（独身証明書、身分証明書など）は対象外です。

※　現在も紙で管理されている戸籍（改製不適合戸籍）は、戸籍証明書の広域交付の対象外となります。

請求方法

本人が窓口に来庁し、請求してください。

※　委任状での代理人請求、第三者請求、郵送による請求はできません。

必要書類

窓口に来る人の顔写真付きの本人確認書類（公的機関が発行したもの）

例：運転免許証、マイナンバーカード、パスポート（旅券）

※　顔写真のついていない本人確認書類では請求ができません。

交付手数料

証明書の種類	手数料
戸籍全部事項証明書	1通450円
除籍全部事項証明書	1通750円
改製原戸籍謄本	1通750円
除籍謄本	1通750円

発行場所および受付時間

春日市役所　1階　市民課

時間：午前8時30分～午後5時

注意事項

• 西出張所（いきいきプラザ内）では請求できません。
• 相続などの関係で、親族関係を遡る請求は、本籍地への照会が必要となる可能性があるため、受け付けから交付まで約1週間ほど時間を要します。
• 家系図作成を目的とした請求は、非常に広範囲の戸籍を網羅する必要があるため、受け付けから交付までに多くの時間が必要になります。このため、交付の準備ができた時点で、戸籍証明書などの通数と手数料を連絡する形式となります。

システム障害発生時の対応

戸籍証明書などの広域交付は、全国の戸籍情報を連携する法務省のシステムより戸籍情報を取得し、発行する仕組みとなります。

そのため、春日市、本籍地市町村および法務省のシステムやネットワークに障害が発生した時は、戸籍情報が取得できないため、証明書の発行ができないケースが発生します。

障害発生時は、急ぎでない場合は日を改めての来庁、もしくは本籍地への請求を案内することとなります。

※　マイナンバーカードを持っている人で、自身の現在の戸籍全部事項証明書のみを請求する場合は、コンビニ交付サービスを利用して取得可能な場合もありますので、本籍地へ問い合わせてください。

2　戸籍届出時における戸籍証明書等の添付の省略

戸籍の届出（婚姻・離婚・転籍・分籍など）の際に本籍地が春日市以外の人も戸籍証明書の添付が原則不要となります。

※　例外として、転籍届および分籍届については、現在の戸籍が紙で管理されている戸籍（改製不適合戸籍）である場合には、従来どおり戸籍謄本の添付が必要となります。