アライグマ
ページID:1012332 更新日 令和6年5月27日
アライグマはもともと日本にいなかった動物で、ペットとして飼われていたものが野生化し、国内で急速に生息を拡大しています。近年、春日市内においても目撃されるようになりました。
アライグマは、在来生物を捕食することによる生態系へ悪影響や農作物の被害、住居への侵入や家庭ごみを荒らすといった生活被害を及ぼすため、「特定外来生物(※)」に指定されています。
春日市は、アライグマの被害を防止するため、「春日市アライグマ防除実施計画」を策定しています。
※ 特定外来生物とは、海外起源の外来生物であって、生態系、人の生命、身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼす恐れがあるものの中から、国が「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき指定します。
生態
アライグマは雑食性で、市内では果実や野菜などを食い荒らす被害が確認されています。雑食性なので、ブドウやスイカなどの果物、トウモロコシなどの野菜、お菓子、ペットフード、残飯など、さまざまなものを食べます。
夜行性ですが、昼間に活動することもあります。主に、ため池の周辺や用水路、側溝などの水際に生息し、複数のねぐらを持ち、エサ場に近い場所を移動します。
特徴

- 体長(尻尾を除く):約40~60cm
- 尾長:約20~40cm
- 体重:約4~10kg
- 尾にシマ模様がある
- 目のまわりが黒く、眉間に縦に黒いすじがある
- 耳のふちは白い
- 手足は5本指で、手先は器用
- 木登りが得意
被害を予防するために気をつけること
周辺にアライグマを住み着かせないようにしましょう。
- エサを絶対に与えない
- 屋外でペットなどのエサを置きっぱなしにしない
- 屋外に家庭ごみを放置しない
- ごみ集積場では、ごみを出す時間を厳守しネットをかける
- 床下や屋根裏など、侵入されそうな隙間はふさぐ
アライグマを見かけたら
アライグマは見た目とは違って気性が荒く、エサをやったり、触れようと近づくと大変危険です。人に感染する病原体を持っている可能性もあります。
アライグマの被害に遭ったり、見かけたりしたときは、環境課生活環境担当に連絡してください。
アライグマ対策事業
春日市では主に2つのアライグマ対策事業を行っています。
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このページに関するお問い合わせ
環境課 生活環境担当
〒816-8501
福岡県春日市原町3-1-5
市役所3階
電話:092-584-1111(代表)
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