市債(ローン)および基金(預金)の状況(平成28年度)

ページ番号1002990  更新日 令和2年3月17日

市債(春日市の借金)

市債は、道路や公共施設などを造るために借り入れた借金です。

一般会計における市債の発行額と残高の推移は次のとおりです。

市債残高は昨年度から減少しています。これは、総合スポーツセンター施設整備事業が完了したため、借入額が減ったものです。

今後も、大型公共施設の更新が予定されていますので、引き続き残高の抑制に努める必要があります。

市債発行額と残高の推移(一般会計)

平成24年度から平成28年度までの市債発行額と残高の推移を示したグラフ
市債発行額と残高の推移(一般会計)の内訳(グラフ)
市債発行額と残高の推移(一般会計)の内訳

年度

市債発行額

臨時財政対策債残高

その他の市債残高

合計

平成24年度

19.4億円

131.4億円

142.9億円

274.3億円

平成25年度

20.3億円

143.0億円

126.7億円

269.7億円

平成26年度

30.1億円

151.8億円

121.8億円

273.6億円

平成27年度

47.1億円

158.7億円

137.7億円

296.4億円

平成28年度

20.7億円

162.2億円

131.5億円

293.7億円

基金(春日市の預金)

基金は、特定の目的のために資金の積み立て(運用)などを行う春日市の預金です。

そのうち、財政調整基金は、予期しない収入の減少や災害などによる突発的な支出に備えるためのものです。

平成28年度は公共施設等整備基金や福岡県施行都市計画道路事業等整備基金などを積み立てた結果、春日市の預金が約14億円増加しました。

基金残高の推移

平成26年度末から平成28年度末までの基金残高の推移を示したグラフ
基金残高の推移の内訳(グラフ)
基金残高の推移の内訳

年度

財政調整基金

その他の基金

合計

平成26年度

18.1億円

54.8億円

72.9億円

平成27年度

22.1億円

52.6億円

74.7億円

平成28年度

27.1億円

61.6億円

88.7億円

経常収支比率:87.4パーセント(平成27年度 85.1パーセント)

「経常収支比率」は、財政構造の弾力性を表す指標で、地方税や地方交付税など毎年収入がある一般財源に対する、毎年固定的に支出される経費の割合です。

この割合が高いほど投資的な経費に充てる余裕が少なくなり、財政運営が厳しくなります。

春日市の経常収支比率は、前年度から2.3ポイント上昇し、財政構造の弾力性が低下しました。これは、普通交付税や地方消費税交付金の減など経常一般財源など収入が減ったことが主な要因です。

経常収支比率の推移

平成18年度から平成28年度までの経常収支比率の推移を示したグラフ
経常収支比率の推移の内訳(グラフ)
経常収支比率の推移の内訳

年度

春日市

類似団体

平成19年度

101.2%

94.1%

平成20年度

101.1%

93.8%

平成21年度

97.3%

93.5%

平成22年度

90.8%

91.4%

平成23年度

86.9%

92.1%

平成24年度

86.9%

91.2%

平成25年度

87.1%

89.9%

平成26年度

90.8%

91.6%

平成27年度

85.1%

91.3%

平成28年度

87.4%

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※1 表中の単位「%」は「パーセント(割合)」を表す。

※2 類似団体とは、全国の市の中で人口と産業構造が類似した団体を指します。福岡県内では飯塚市、福岡県外では神奈川県海老名市などが類似団体になります。

※3 類似団体の平成28年度数値はまだ公表されていません。

大型公共施設などの更新事業の推進により、今後も市債を有効に活用しながら、また、自主財源の確保、事務事業の一層の見直し、適正な受益者負担を図ることで、健全な財政運営に努めます。

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