市長就任あいさつ(令和5年5月1日)

ページ番号1012185  更新日 令和5年5月1日

写真:市長あいさつ

このたび、令和5年4月23日の統一地方選挙において、多くの市民の皆さまの信任をいただき、引き続き市政を担わせていただくことになりました。皆さまの期待の大きさと、託された職責の重さに改めて身の引き締まる思いです。

私は、初当選以来、「市民がまんなか」を信条として、市民と行政との協働のまちづくりに取り組んできました。それは、少子高齢化や核家族化、価値観の多様化など、社会の状況が大きく変化する中、もはや行政の力だけで住み良さを持続し、発展させることは難しいと考えたからです。このため、出前トーク「市長と語る」をはじめ、さまざまな機会に市民の皆さまとの対話を重ね、信頼関係を構築するとともに、自治会制度改革によって、自治会と行政とが対等の立場で協力して、まちづくりを進めることにいたしました。

いまや各自治会は、防犯・防災、福祉、環境、コミュニティと、市民生活のあらゆる分野で、地域の事情に応じた特色ある取り組みを進めていただいており、春日市のまちづくりになくてはならない存在になっています。このような自治会を中心とする地域活動の基盤の上に、福祉・子育て・文化・スポーツなど、さまざまな市民活動が活発に行われている春日市の協働のまちづくりは、人口減少社会を迎えた我が国の地方自治体における先進的な事例の一つとして、高く評価されています。この協働のまちづくりの意義については、令和4年度に、春日市制50周年を記念して実施したさまざまな事業を通して、改めて、市民の皆さまと思いを一つにするとともに、これからも引き続き、充実・発展させていく決意をしたところです。また、市制50周年を契機として、次の50年に向けた協働のまちづくりの基盤となるハード面の都市づくりを「春日新50年プラン」としてスタートさせています。

この7期目につきましては、市の中央部に社会福祉センターを核とした地域共生社会の拠点施設を整備するとともに、西鉄春日原駅周辺を市の「都心」にふさわしいエリアに進化させるなど、さまざまなプロジェクトに取り組みます。少子化に対応する教育・子育て支援策、地域共生社会に向けた高齢者・障がい者等への支援体制の確立、災害対策など、目の前の課題にしっかりと向き合いながら、「春日新50年プラン」による長期的な視点に立った都市づくりも着実に進め、春日市をさらに魅力ある都市にしてまいりたいと考えております。

引き続き、「出前トーク」などを通して、市民の皆さまとの対話を積み重ねながら、「ずっと住み続けたい」、「本当に住んで良かった」と実感でき、未来を担う子どもたちが、このまちで育って本当に良かったと誇りに思える春日市にしていくために、誠心誠意取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、市長就任に当たってのあいさつといたします。

 春日市長 井上 澄和(いのうえ すみかず)

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