平成30年度定期監査結果報告書(1期)

ページID:1002935  更新日 令和元年9月2日

平成30年度定期監査(1期)の結果について

地方自治法(昭和22年法律第67号)第199条第4項の規定に基づき定期監査を実施し、監査委員から春日市議会議長および市長に対し結果報告書を提出しました。概要は次のとおりです。

1 監査の種類

地方自治法第199条第4項の規定による定期監査

2 監査の目的

春日市の財務に関する事務の執行が、適正かつ効率的に行われているかどうかを検討し、所見を述べるもの

3 監査の実施期間

平成30年8月22日から平成30年11月2日まで

4 監査対象

  1. 経営企画部
    秘書広報課、経営企画課、財政課
  2. 都市整備部
    都市計画課、用地課、道路管理課、下水道課
  3. 外局など
    議会事務局、会計課、監査事務局

5 監査範囲

平成29年8月1日から平成30年7月31日までの期間に係る監査対象所管の財務に関する事務の執行

6 監査方法

定期監査に当たっては、関係課からあらかじめ予算執行状況などの資料提出を求め、これを基に各課が担当する事務事業が所期の目的に沿い、適時適正に運営されているかどうかなどについて検討するとともに、必要に応じて関係職員からの事情聴取を行いました。

7 提出を求めた主な調書および事績・フォルダー

調書は、収入・支出状況調書、委託料調書、賃借状況調書、長期継続契約に関する調書、工事一覧調書、公有財産購入調書、備品購入調書、負担金補助および交付金調書、補償補填および賠償金調書並びに予算流用・充用調書などです。

事績類はこれら調書の裏付けとなる、決裁文書・契約書などの関係書類一式です。

8 監査結果

監査の結果、財務に関する事務の執行については、おおむね適正に実施されているものと認められました。

ただし、次の事項については、早急に是正、改善または補正の処置を執られるよう要請しました。

(1)都市計画課(計画担当)

平成29年度のコミュニティバス停修繕(契約金額348,840円)において、関係資料から15節工事請負費から支出されるべきものを、破損のため修繕とし、11節07細節修繕料から支出している。

(2)下水道課(施設担当)

平成29年度の下水道敷地などの占用許可に当たり、春日市下水道条例施行規則に規定した所定の様式が用いられていない。また、当該許可において使用した書式に掲げられた「処分に不服がある場合の手続き」にかかる教示が改正後の行政不服審査法の内容とは一致していない。

(3)経営企画課(企画担当)

  • ア 平成29年度ふるさと納税管理システム導入業務(契約金額585,792円のうち保守料129,600円)について、次の不適切な事務取り扱いが認められる。
    • (ア)システム導入の随意契約実施起案において、予算措置に関して、システム保守料の予算科目を12節役務費とすべきところを14節使用料および賃借料としている。
    • (イ)システム導入業務委託契約締結起案において、システム保守料の予算科目を12節役務費とすべきところを14節使用料および賃借料としている。
  • イ 平成30年度ふるさと納税管理システム保守業務契約(契約金額388,800円)において、システム保守料の予算科目を12節役務費とすべきところを14節使用料および賃借料としている。

9 措置状況など

監査委員から早急に是正、改善または補正の処置を執られるよう各課に要請した項目については、措置(改善)を講じた旨の通知がありました。

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