子宮頸がん予防のHPVワクチン接種
ページ番号1008157 更新日 令和5年6月12日
ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がん
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がきっかけで起こると考えられています。このウイルスは、「女性の多くが一生に一度は感染する」といわれているウイルスです。感染してもほとんどの人は自然に消えますが、一部の人はがんになってしまうことがあります。
子宮頸がんは日本では年間約11,000人が発症し、年間2,900人が亡くなっています。HPVワクチンを接種することで、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐことができます。
HPVワクチンのリスク
多くの人に、接種を受けた部分の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることがあります。
また、まれですが、ワクチン接種後に重い症状(呼吸困難、じんましん、手足の力が入りにくい、頭痛、嘔吐、意識の低下など)が起こることがあります。また、広い範囲の痛み、手足の動かしにくさ、不随意運動といった多様な症状も報告されています。
接種を希望する場合は、厚生労働省ウェブサイトを確認し、ワクチンの有効性とリスク十分に理解した上で、接種について判断してください。
定期接種
ワクチン名 |
サーバリックス |
ガーダシル |
シルガード9 |
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接種対象者 |
小学6年生~高校1年生に相当する年齢の女子(標準的な接種学年は中学1年生) |
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接種回数・間隔など |
全3回
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全3回
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※ 条件を満たせば2回接種可能です。
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標記の接種間隔をとれない場合 |
1カ月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の接種から5カ月以上、かつ2回目の接種から2カ月半以上の間隔をおいて1回接種 |
1カ月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3カ月以上の間隔をおいて1回接種 |
1カ月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3カ月以上の間隔をおいて1回接種 |
注意事項
- 予防接種を希望する際には、事前に医療機関に電話などで予約を行ってください。
- 体調の良いときに接種してください。
- 予防接種をする前に、予診票をよく読み、保護者が責任を持って記入してください。予診票は、医療機関か市役所でも入手できます。
- 予防接種法に基づく予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
HPVワクチンのキャッチアップ接種について
このページに関するお問い合わせ
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〒816-0851
福岡県春日市昇町1-120
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