出前トーク要約記録(令和2年度全体トーク)

ページ番号1007614  更新日 令和2年12月24日

意見1

光町交差点付近にある春日中央通りからふれあい通りへ入る丁字路は、時間指定で右折禁止になっている。当該箇所は、右折禁止の標識を見落とすドライバーも多く、警察が頻繁に取り締まりを行っているが、近隣住民にとっては、毎日監視されているような気分になってしまう。当該丁字路を改良して、ドライバーも近隣住民も、安心して通行できるようにしてもらいたい。

回答1

(道路管理課 道路管理担当)

当該丁字路の交通規制については、平成18年に近隣地区の住民を対象としたアンケートを実施しましたが、意見が異なっており、現在の状況に至っています。将来的に春日中央通りの改良工事が予定されていますので、その際に当該丁字路の改良も検討します。

意見2

新型コロナウイルス感染症の影響による国の全国一斉休業で、春日市の小・中学校も休校になり、卒業式・入学式も中止になった。休校や学校行事の実施の判断については、国の方針に従うだけではなく、地域の実情を勘案するべきではないか。学校行事実施のリスクは大人が軽減して、子どもたちに思い出を残してあげることも考えてほしい。今後第3波が来たときに、教育委員会としてどのような方針を考えているのか。

回答2

(学校教育課 学校教育担当)

学校休校の判断については、筑紫地区で相互に情報を得ながら、最終的には春日市独自の判断で、国の要請よりも1日遅らせて休校を実施しました。これは、休校期間中の過ごし方の指導が必要と判断したためです。また、入学式を実施する代わりに、密を避けながら学校へ来て就学の意識を高めるための入学手続きを実施しました。中止となった運動会は、体育発表会として保護者参観の上、学年ごとに実施しています。修学旅行についても、令和2年9月から順次実施しています。今後第3波が来た場合も、国や筑紫地区の動向を見ながら、春日市独自の判断により感染症対策に配慮した学校運営を行っていきます。

意見3

春日市のスポーツ推進委員について、春日市ウェブサイトで任命者名簿を確認したところ、1人を除いて他は再任された人だった。同じ人が長く続けていると、活動が活性化されなかったり、新規事業が生まれにくかったりするのではないかと感じる。

回答3

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

スポーツ推進委員の選任については、春日市職員が応募者を1人ずつ面接して、推進委員の趣旨を理解してもらった上で、任命しています。推進委員の任期が長くなることによるデメリットがあることは承知していますので、今後の選考に際しては留意していきます。

意見4

放課後児童クラブの指定管理者が令和2年4月に変更になったが、新しい事業者による児童クラブにはリーダー指導員がいない、資格保有者がいないという状況で、子どもを預ける親として不安だった。春日市は児童クラブの運営状況の把握をどのように行っているのか。また、事業者からの報告を受けているだけなら、報告と実情が異なり、不信感が募るので、利用者と事業者、春日市の三者で運営状況について話し合う場を設ける必要があるのではないか。

回答4

(こども未来課 児童担当)

放課後児童クラブの運営状況については、事業者からの報告に加えて、春日市の担当職員が各学校のクラブを訪問して状況を把握しています。

なお、新事業者におけるリーダーはトラブルなどを全て事業者の事務局に報告する連絡役を中心に担っており、前事業者における現場での問題解決を担う主任支援員とは役割が異なります。リーダーは事業者が指名するものですが、指名された本人にリーダーだという認識の弱さが一部みられたこともあり、その点は課題であると判断し、事業者内での研修やリーダー会議が実施されています。

新型コロナウイルス感染症が拡大する状況下で指定管理者が変更になり、保護者の皆さんには不安な思いをさせてしまったかと思います。令和2年3月に学校が休校になり、朝から学童保育を行ったことにより、人手不足の状況になりましたが、新事業者による職員派遣などの応援もあり、滞りなく運営することができました。

なお、指定管理者は春日市の選考等委員会により選考された事業者であるため、相互の信頼のもとで、今後も安定運営に努めていきます。

意見5

(意見4関連)

令和2年4月の状況として、学生や高齢者のアルバイトの負担が大きかったことが実情ではないか。事業者はアルバイトをリーダーとして春日市に報告しているのか。

回答5

(こども未来課 児童担当)

令和2年3月から、人手不足の解消と引継を行うため、新事業者が各クラブに必要な人数を確認し、支援員を配置していました。また、給与体系において、前事業者は月給制、新事業者は時給制という違いがあり、その点で新事業者の支援員がアルバイトであるという印象を強くを持たれることもあります。

意見6

放課後児童クラブについて、令和元年度と令和2年度の児童数は何人か。令和元年度と令和2年度で変化があれば、その原因を教えてほしい。

回答6

(こども未来課 児童担当)

令和元年5月1日時点で、1,200人が登録しており、概ねその8割の子どもが利用していました。令和2年5月時点の登録人数は、1,356人でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、利用者は6割ほどでした。

これらの数字の変化は、指定管理者が変わったことによるものではないと考えております。

意見7

15年間、児童の登下校の見守り活動を行ってきた。春日市の児童は、明るく丁寧にあいさつができる素晴らしい子ども達である。事情により第一線での活動は退くことになるが、今後も事故のない安全な通学路を守ってもらいたいと思う。

回答7

(学校教育課 学校教育担当)

長年にわたる見守り活動に感謝いたします。あいさつを始め、子どもたちの健やかな成長を学校でも見届けています。児童の安全な登下校に対する思いを受け止めまして、今後も教育活動の充実に努めていきます。

意見8

  1. 春日市の放課後児童クラブにおいては、常勤の有資格者の支援員を各クラブに1人以上配置するなど、トラブルが生じた際に現場で解決できるような体制が整っているのか。保護者が安心して子どもを預けられるよう、一定の経験を積んだ支援員を配置するよう要望したい。
  2. 各児童クラブにおいては、経験の浅い指導員たちが現場での対応に苦慮しているのが現状である。発達障がいの知識など、専門知識をもった春日市の職員が各児童クラブを巡回して、リーダー支援員に児童の行動と適切な対応について指導をしてはどうか。

回答8

(子ども未来課 児童担当)

  1. トラブルが生じた際は、リーダーは事業者の事務局に報告し、春日市へも速やかに報告するよう求めています。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響による学校の休校などにより、当初、支援員の数の確保が難しいという背景もありましたが、安定した放課後児童クラブの運営に努めてきました。指導員としての放課後児童支援員の認定資格については、福岡県の講習を受講することで取得することができます。既にこの有資格者の人数は充足しておりましたが、令和2年9月からの福岡県の講習受講により、新たに17人が有資格者となります。今後も有資格者の支援員を増やすことができるよう、計画していきます。
  2. 発達に課題がある児童を総合的に支援する施策を、令和3年度から実施する方向で検討しています。教育委員会や福祉関連の部署が強く連携した組織を新設し、発達障がいに対する理解を深めていきます。また、医師・保健師・言語聴覚士など、専門家も交えながら、さまざまな視点から子どもたちを総合的にケアしていくなど、放課後児童クラブを始め、保育所や学校などにおいて、配慮が必要な子どもをしっかりとサポートできるよう検討しています。

意見9

春日市で社会体育を教えているが、体育館の使用料を割引してもらえないか。近隣自治体では割引制度がある。

回答9

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

受益者負担の観点から、施設使用料は利用者に負担していただいています。
なお、春日市民のスポーツ振興活動として、スポーツ少年団や体育協会に加盟している団体に対しては、体育館などの施設の使用料の減免措置を行っていますので、選択肢の一つとしてお考えください。

意見10

総合スポーツセンターのロビーで勉強をしている子どもがいたが、施設管理者の指導により、当該スペースを学習のために利用することが禁止された。さまざまな家庭環境の子ども達がおり、自宅での学習が難しいこともある。総合スポーツセンターや市民図書館に学習スペースを設置して、子どもたちが勉強する環境を整備してあげられないか。

回答10

(健康スポーツ課 スポーツ担当、学校教育課 学校教育担当、地域教育課 社会教育・読書推進担当)

総合スポーツセンターや春日市民図書館での学習については、他の利用者との関係もあるため、慎重に検討する必要があります。なお、須玖北地区にあるまちづくり支援センター「ぶどうの庭」では学習用のスペースを定期的に開放しているようです。また、地区公民館の部屋を学習室として開放する方法もあるかと思いますが、地区公民館の利用方法は自治会の判断になりますので、春日市から働きかけることは難しいと考えます。

意見10の経過・補足

(健康スポーツ課 スポーツ担当、学校教育課 学校教育担当、地域教育課 社会教育・読書推進担当)

春日市民図書館に設置している机は、読書席です。図書館の資料を使った調べものや読書を目的に利用いただいています。整理券を配布し、通常、2時間以内の利用をお願いしていますが、現在は新型コロナウイルス感染症対策として、席数を半数にし、1時間以内での利用に制限させていただいています。

なお、春日市内の中学校では、放課後に生徒が自由に勉強できる環境を整えています。校舎内の廊下に机と照明器具などを用意し、分からないときは教員に質問することもできるようにしています。

また、まちづくり支援センター「ぶどうの庭」では、中学・高校生を対象に、毎週土曜日と日曜日に学習用スペースを開放しています。利用方法などについては、「ぶどうの庭」にお問い合わせください。

意見11

各地区公民館に対して、消毒液などの感染症対策のための補助をもらえないか。

回答11

(地域づくり課 協働推進担当)

現時点では公民館に対する感染症対策のための補助は行っていませんが、ご意見を参考に今後検討してまいります。

意見11の経過・補足

(地域づくり課 協働推進担当)

春日市は自治会の要望を受け、地区公民館における感染症対策として、換気のための網戸整備に補正予算で対応いたしました。

なお、それぞれの事業における感染症対策については、各地区自治会の実情に応じて、まちづくり交付金の活用により対応いただきたいと考えております。

 

 

 

 

 

 

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