鉄道高架化
ページ番号1013438 更新日 令和5年11月16日
連続立体交差事業とは
- 鉄道を高架にしたり、地下を通したりすることで、複数の踏切を一度に取り除く事業をいいます。都道府県などが事業の中心となって行います。
- 今回の「西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業」の場合は、福岡県が中心となり、春日市、大野城市、西日本鉄道株式会社の協力の下に、鉄道を高架化しました。
概要
西鉄天神大牟田線の春日原駅から大野城市の下大利駅の間、約3.3キロメートル(そのうち春日市内の部分0.56キロメートル)において、現在、地上を走っていた鉄道を高架化し12カ所(うち春日市内2カ所)の踏切を取り除きました。
- 名称:西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業
- 事業主体:福岡県
- 事業延長:約3.3km
- 事業区間:大野城市栄町1丁目~大野城市下大利3丁目
- 事業期間:平成15年度~令和6年度
- 高架切替時期:令和4年8月28日(完了済み)
- 春日原駅舎完成時期:令和6年11月末
- 工事完了時期:令和7年3月末
「西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業イメージアップ映像(福岡県作成)」の動画をyoutubeで見ることができます。
※ この映像は完成予想であり変更の可能性があります。(平成26年3月 福岡県)
目的
- 踏切撤去による交通渋滞の緩和
- 騒音、振動の軽減
- 踏切事故の解消
- 分断化された地域の一体化
- 交通結節機能の強化および駅周辺の活性化
- 高架下空間の活用
経緯
- 昭和60年度 予備調査
- 平成11年4月 着工準備採択
- 平成13年10月 都市計画決定(福岡都市高速鉄道5号線)
- 平成16年2月 事業認可
- 平成20年3月 都市計画変更
- 平成22年7月 事業認可変更
- 令和3年3月 事業認可変更
用語の説明
都市計画決定
都市計画法に基づき、土地の使い方や建物の建て方、道路や公園などについての計画(都市計画)を都道府県や市町村が決めること。
計画案は住民の皆さんから意見をお聞きし、さらに専門家などで構成された会議(都市計画審議会)で決定されるものです。
都市計画では、大きな範囲での土地の使い方や、道路などの番号、名前、設置場所、規模など大きな枠組みで定められるものを決定します。
事業認可
都市計画決定された道路などの都市施設について、それらの整備を具体的に進めるために県知事から同意を得ること。(事業主体によって認可者は異なります。)
事業認可では、都市計画決定した大きな枠組みを実現するために、より具体的な事業期間や事業費、構造などを決定します。
西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業の詳細
西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業の詳しい情報については、次のリンク先を見てください。
西鉄天神大牟田線連続立体交差事業(雑餉隈駅付近)
福岡県が施行する西鉄天神大牟田線(春日原~下大利)連続立体交差事業にあわせて、雑餉隈駅付近でも連続立体交差事業(延長 1.9キロメートル、福岡市施行)が行われています。詳しくは、次のリンク先を見てください。
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