避難所における新型コロナウイルス感染症への対応

ページ番号1006132  更新日 令和2年6月3日

新型コロナウイルスへの感染が懸念される状況において災害が発生し、避難所に避難することとなった場合には、感染症対策に万全を期すことが重要です。

避難所など密集した環境下における集団生活では、新型コロナウイルスの感染が拡大するリスクが高まります。三つの密(密閉・密集・密接)をできる限り避けるため、平時から事前準備をし、災害時の対応を考えておきましょう。

知っておくべき5つのポイント(災害時の避難)

在宅避難・親戚や知人宅などへの避難の検討

「避難」とは「難」を「避ける」ことであり、自宅での安全確保が可能な場合、感染リスクを負ってまで避難所に行く必要はありません。自宅での居住が継続できる場合は、在宅避難を検討しましょう。

また、避難先は避難所だけではありません。安全な親戚や知人宅などに避難することも考えておきましょう。

テント泊や車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況を十分確認し、換気やエコノミークラス症候群対策に注意してください。

 

必要なものの持参

市の備蓄品には限りがあります。感染防止や健康状態の確認のため、マスク、消毒液、体温計、清潔品(タオル、歯ブラシ)、その他避難生活において必要となるもの(食料、飲料水、毛布、日用品、常備薬など)は可能な限り自分で用意するよう協力をお願いします。

避難時に発熱、咳などの症状がある場合

避難所到着時に速やかに避難所職員に申し出てください。

避難所における感染症対策

手洗い・咳エチケットなどの徹底

断水などの影響がない場合は、頻繁に石鹸と水で手洗いする(食事前、トイレ使用後、病人の世話、ごみ処理後など)とともに、咳エチケットなどの基本的な感染症対策を徹底してください。水を十分に確保することが困難で手洗いができない場合は、アルコール消毒液で代用します。

飛沫感染の防止

避難所を利用する場合は、咳などが出ていなくてもマスクの着用を徹底してください。

衛生環境の確保

避難所の物品や施設などは定期的に、また目に見える汚れがあるときに、家庭用洗剤などを用いて清掃するなど、避難所の衛生環境をできる限り整えましょう。

また、避難所内は内履きと外履き(土足)エリアに分け、生活区域へは外履きで入らないようにしましょう。

換気の実施とスペースの確保

避難所内は十分な換気に努めるとともに、避難者間のスペースを十分に確保しましょう。通常よりもスペースが必要となりますので、避難が本当に必要な人が避難所を利用できるよう配慮をお願いします。

専用スペースの確保

発熱、咳などの症状がある人の専用スペースを設けるため、一般の避難者とはゾーンや動線を分けることがあります。

また、施設によっては専用トイレを設置できない場合もあります。トイレ使用後の手洗いや消毒を徹底してください。

新型コロナウイルス感染症の自宅療養者、濃厚接触者の人

新型コロナウイルス感染症患者および濃厚接触者の人は、感染症拡大防止のため、他者との接触を避ける必要があります。

事前に、ハザードマップなどで自宅の安全確認を行い、お住まいの地域が危険な区域外にある人で、かつ、自宅で安全確保ができる人(マンションの高層階にお住まいなど)は、在宅避難を検討してください。

また、大規模な地震が発生し、在宅避難が困難になった場合に備え、避難する場合の連絡先などを把握しておいてください。

避難所に避難する場合

自宅療養者、濃厚接触者の人は、原則として、福岡県内の宿泊療養施設に避難していただくことになります。

自宅から避難する場合は、福岡県筑紫保健福祉環境事務所に連絡し、その指示に従ってください。

福岡県筑紫保健福祉環境事務所 大野城市白木原3丁目5番25号

  • 保健衛生課 感染症係(午前8時30分~午後5時15分) 電話:092-513-5584
  • 福岡県保健所 緊急連絡番号(夜間・土曜日・日曜日・祝日) 電話:092-471-0264

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