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2 安心な健康福祉

最終更新日 平成30年3月22日

第2に、「安心な健康福祉」の実現に向けた、まちづくりの指針に関する考えについて、申し上げます。

2-1 地域福祉の推進

まず、「地域福祉の推進」についてであります。

春日市では、「春日市地域しあわせプラン2016」に掲げる基本理念「みんなで支え合う誰にも優しいまち かすが」の実現に向けて、地域に暮らす市民が、生涯を通して生き生きと、自分らしく、安心して生活できる地域社会の構築を図りながら、地域福祉の更なる充実に努めてまいります。

今後も、地域福祉の推進の中核として活動しておられる民生委員・児童委員、自治会、地区の福祉委員、地域包括支援センターなどの関連機関との連携を一層強化するとともに、よりよい地域福祉活動ができる体制の充実を目指してまいります。

2-2 高齢者支援

次に、「高齢者支援」についてであります。

「若いまち春日」と言われてきました春日市も、平成30年1月末の高齢化率は20.81パーセントとなりました。

超高齢社会が目前に迫っており、高齢者の皆さまが、住み慣れた春日の地で、安心して暮らし続けることができるよう、医療、介護、介護予防、住まいおよび日常生活の支援にかかるサービスが包括的に確保される「地域包括ケアシステム」の推進を図っていかなければなりません。この「地域包括ケアシステム」の基盤となるのは、行政や介護サービス事業所はもとより、自治会、ボランティア、シニアクラブ、NPOなど、地域全体で、高齢者の生活を支えていく仕組みであります。引き続き、生活支援コーディネーターの活動などを通して、これら関係者との連携・協力を進め、高齢者の日常生活を支援するサービスの充実に努めてまいります。

また、平成30年度からの3カ年を計画期間とする「春日市高齢者福祉計画2018・第7期介護保険事業計画」の取り組みがスタートします。

この計画の期間内に、地域密着型特別養護老人ホームなどの施設を新たに整備するとともに、24時間365日対応の訪問介護・看護サービスを充実させるなど、将来を見据えた介護保険事業に、着実に取り組んでまいります。

一人暮らしの高齢者などの見守りについては、地域支え合い活動などの「安心生活創造事業」を引き続き推進するとともに、これまで実施してきた「緊急通報装置設置事業」を「あんしんコール事業」として充実・発展させ、緊急通報装置の貸与の他、固定電話や携帯電話も活用しながら、定期的な安否確認と24時間いつでも緊急対応可能な見守り体制の構築を進めてまいります。

高齢者を「支える側」の支援策の一環として平成29年度に開始した「介護予防ボランティアポイント制度」については、すでに約520人もの介護予防にかかわるボランティアの皆さまに、ご活用いただいております。

平成30年度から、ポイントと「施設利用券」との交換を開始し、ボランティアの皆さまからのご意見を伺いながら、より多くの方に高齢者を支える活動に加わっていただく「きっかけづくり」として、効果の高い制度となるよう今後も工夫してまいります。

介護保険制度の運営につきましては、介護保険サービスの利用の増加に伴い、介護給付費も年々増加している状況にありますので、給付と負担のバランスを図る観点から、3年に1度の事業計画改定に伴う介護保険料の引き上げは、避けることが難しい状況にあります。

被保険者の皆さまに負担を求める一方で、制度に対する信頼を確保し、将来にわたり持続可能な制度とするため、必要な人に、必要なサービスが適切に提供されるよう、高齢者の自立支援を検討するための地域ケア会議を開始するとともに、ケアプランのチェックなどによる介護給付の適正化を引き続き推進いたします。

また、介護保険料などの公平な負担を確保するための対策を充実させ、介護保険制度の安定的な運営に努めてまいります。

2-3 子育て支援

次に、「子育て支援」についてであります。

子育て家庭の支援につきましては、「いきいきプラザ」内に開設している「子ども・子育て相談センター」において、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまな相談をお受けし、切れ目のない支援に努めてまいります。

また、平成29年度から、養育支援が必要と思われる家庭に対してヘルパー派遣を行う、「育児・家事支援家庭訪問事業」を実施し、適切な家庭環境の確保と子どもの虐待を防止するための体制を強化しています。

子育て家庭は、核家族化の進展により孤立した状況での子育てに陥りやすいため、子育てに関する情報提供や相談体制の充実に努め、子どもを産み育てやすい環境づくりを一層推進してまいります。

保育環境の充実といたしましては、課題である待機児童の解消のため、私立保育所「春日どろんこ保育園」の平成30年4月1日からの開園に向けて準備が進められているところです。これにより平成30年度からの保育の受け皿が150人分拡大いたします。

また、施設が老朽化している大和保育所につきましては、隣接する市営住宅と併せて建て替えを実施する予定です。この新たな保育所の整備については、公私連携保育法人として指定した社会福祉法人と連携し、平成32年度からの供用開始を目指しており、これにより定員を増員し、保育の需要の見込みに見合う供給体制の確保を図ります。

また、発達に課題を抱える子どもは年々増加しており、就学後に学習面や生活面の課題を持ち越さないようにするためには、幼少期のできる限り早期に適切な支援を行うことが重要です。そこで、心理士や言語聴覚士、作業療法士が相談に応じる「子育てはあと相談」に加え、「くれよんクラブ」における療育訓練等を通して、発達段階に応じた適切な支援を行ってまいります。さらに、春日市直営の2保育所に、平成30年度から当分の間、臨床心理士などを集中的に派遣し、保育士の特別支援保育の対応力を向上させ、未就学期の適切なサポート体制の充実を図ってまいります。

2-4 障がい者支援

次に、「障がい者支援」についてであります。

春日市の障がい者施策は、「第4次春日市障害者福祉長期行動計画」と平成29年度に策定しました「第5期春日市障がい福祉計画及び第1期春日市障がい児福祉計画」に基づき推進しており、障がい者の方の地域における自立した生活を支援していくための取り組みを進め、サービス提供体制の確保と相談体制の充実に努めてまいります。

また、障がいを理由とする差別の解消のために必要な施策も並行して推進してまいります。

これらの施策により、「障がいのある人もない人も等しく基本的人権を享有する かけがえのない個人として尊重される」という春日市障害者福祉長期行動計画の理念にのっとり、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指してまいります。

2-5 健康づくり支援

次に、「健康づくり支援」についてであります。

子どもから高齢者まで、年齢を問わず、日々の生活が生き生きと充実したものとなるためには、心身が健康であることが大切であり、平成30年3月までに中間見直しを行う「第2期いきいき春日21健康づくり支援計画・春日市食育推進基本計画」に基づき、生活習慣病の発症および重症化の予防、身体活動や運動、食育などの推進を図ってまいります。

生活習慣病の発症および重症化の予防につきましては、「特定健診未受診者対策事業」に加え、平成30年度から新たに「医療機関からの医療情報収集事業」を福岡県国民健康保険団体連合会に委託し、特定健康診査の受診率の向上に努めるとともに、集団健診において特定保健指導の初回面談を行うことにより、特定保健指導実施率の向上に努めてまいります。

また、糖尿病性腎症の重症化予防に特化した事業を開始し、生活習慣病の重症化対策を強化してまいります。

保健指導に当たっては、健診結果や医療情報のデータの積極的な活用により、効果的かつ継続的に取り組んでまいります。

「がん」の早期発見・早期治療につきましては、引き続き、がん検診受診率の向上に努めるとともに、胃がん検診については、平成30年度から、検査方法に胃内視鏡検査を追加いたします。

身体活動や運動、食育の推進では、運動ボランティアであるヘルスリーダーや食生活改善のボランティアである食生活改善推進会との協働の下、引き続き健康ウォーク、親子料理教室、食育講演会などに取り組んでまいります。

春日市独自で助成対象を拡大しております高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種については、ワクチン接種率の向上に努め、市民の健康保持を図ってまいります。

国民健康保険制度につきましては、これまで市町村ごとに運営されていましたが、平成30年4月からは、この制度を安定的に運営することを目的に、福岡県も、財政運営の責任主体として国民健康保険運営の中心的な役割を担うこととなります。

なお、各種届出などの受け付けや、国民健康保険税の賦課徴収など、加入者に身近な業務は引き続き春日市で実施してまいります。

新しい制度の下、国民健康保険制度の安定的な運営に努めてまいります。

このページについての問い合わせ先

春日市役所 経営企画課 企画担当
〒816-8501 福岡県春日市原町3-1-5 市役所5階
電話:092-584-1133
ファックス:092-584-1145
メールアドレス:kikaku@city.kasuga.fukuoka.jp