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1 豊かな市民生活

最終更新日 平成30年3月22日

はじめに、「豊かな市民生活」の実現に向けた、まちづくりの指針に関する考えについて、申し上げます。

1-1 市民公益活動の推進

まず、「市民公益活動の推進」についてであります。

春日市のまちづくりは、市民の皆さまとの協働なくしては成し遂げることはできません。春日市の強みであるまちの住みよさは、市民の皆さま一人一人の地域を愛する心で支えられているものであります。市民の皆さまの地域を想う気持ちが行動として公益的な活動となり、協働のまちづくりを進めていく力となっています。

特に、春日市の重要かつ対等なパートナーである自治会の皆さまには、地域の防犯・防災、環境美化、地域福祉の推進などのさまざまな活動を通して、協働のまちづくりに多大な貢献をしていただいております。そのことは、平成29年11月に地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰を受賞されたことからも分かるように、高く評価されております。

このような活動が更に活性化していくように、自治会における各委員会の全体研修、中学校区別の役員研修やふれあい事業などの運営面の支援や、まちづくり交付金による財政面の支援を引き続き行ってまいります。また、自治会連合会とともに、活動の担い手の確保などの課題の解決に向けても研究してまいります。

地域コミュニティの活動拠点である地区公民館は、施設の長寿命化、バリアフリー化を図るために大規模改修工事を計画的に実施しており、すでに13館の公民館施設の改修工事が完了しております。平成30年度には、若葉台東地区、天神山地区の2館の改修工事を実施し、須玖北地区、下白水北地区の2館につきましては、改修工事に向けた設計を進めてまいります。

その他の公民館施設においても、安全点検を毎年行い、緊急性、安全性に配慮した施設の長寿命化を図るなど、今後も、地域住民の方々に親しまれる施設となるよう整備に努めてまいります。

また、まちづくりの担い手の育成やその活動の活性化を図るため、「市民活動活性化事業補助金」の活用を促進するとともに、市民活動団体への支援機能をもつ「春日まちづくり支援センター・ぶどうの庭」の支援など、市民公益活動を推進し、協働のまちづくりを進めてまいります。

1-2 人権の尊重

次に、「人権の尊重」についてであります。

春日市では、「春日市人権を尊ぶまちづくり条例」や「人権教育及び人権啓発推進 第3次春日市実施計画」に基づき、人権教育および人権啓発に関するさまざまな施策の推進を図っているところです。

平成30年度は、平成29年度に実施しました「人権問題に関する市民意識調査」の結果を踏まえて、「人権教育及び人権啓発推進 第4次春日市実施計画」を策定いたします。

人権啓発におきましては、市民の人権意識の高揚のため、人権擁護委員と連携して人権講演会や街頭啓発、人権相談の更なる充実を図るとともに、自治会やPTAが行う人権に関する学習会などを積極的に支援してまいります。

また、子どもたちに対しては、人権・同和問題に焦点をあてた社会科学習の指導の充実や道徳の授業をはじめとする全教育活動の指導を通して、人権感覚や豊かな道徳性の育成に努めてまいります。

今後とも、さまざまな人権問題を解決するため、市民と協働し、差別のない心豊かな社会の実現に向けた「人権を尊ぶまちづくり」を推進してまいります。

1-3 男女共同参画社会の実現

次に、「男女共同参画社会の実現」についてであります。

国において、いわゆる「女性活躍推進法」が成立し、企業における女性役員の登用目標の設定などが努力義務となるなど、女性が社会で働く環境の整備が進んでおります。

春日市におきましても、女性の社会進出を妨げる要因を取り除くため、性別役割分担意識や男性中心型労働慣行の解消についての啓発を、子育て世代を中心に行ってまいります。

また、「福岡県男女共同参画センター あすばる」や関係団体と連携し、講座を開催するなど男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを推進いたします。

加えて、DV被害者の相談・支援体制を充実させるなど、女性に対する暴力の根絶にも努めてまいります。

平成30年度も、「第3次春日市男女共同参画プラン」に基づき、性別にかかわりなく、全ての人が個人として尊重され、自らの意思により、個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現を目指してまいります。

1-4 環境との共生

次に、「環境との共生」についてであります。

地球環境の保全につきましては、世界的規模で増加するCO2(二酸化炭素)などの影響により、地球温暖化が年々深刻化しており、これに伴う異常気象や生態系への影響が危惧される中、再生可能エネルギーや省エネルギーなどの政策を更に進めていくことが求められており、低炭素型および循環型の都市づくりが喫緊の課題となっております。

春日市においては、平成29年度に福岡県および九州大学と温室効果ガス排出削減に関する協定を締結し、「再生可能エネルギーを最大限に活用する先進的な取り組みを進める事業」に取り組んでいるところであり、今後、3者で連携して、春日市庁舎を含めた九州大学筑紫キャンパス周辺の公共施設において、CO2の排出削減に努めてまいります。また、省エネルギー政策、地球温暖化防止に関する啓発および環境保全の率先的活動への奨励などの事業も、引き続き推進してまいります。

ごみの排出量につきましては、市民の皆さまのごみの減量に関する意識の向上により、人口が増えているにもかかわらず、平成25年度以降横ばいの状態を維持しています。

今後も、「春日市一般廃棄物処理基本計画」に基づき、可燃ごみに含まれる紙ごみの資源化や生ごみおよび事業系ごみの減量の推進など、ごみの発生抑制、再使用、再生利用の推進による循環型の都市づくりに取り組んでまいります。

可燃ごみの処理施設「福岡都市圏南部工場」につきましては、平成28年4月に本格稼動して以降、地元周辺の皆さまのご理解とご協力のもと、循環型社会の推進に寄与する施設として安全で効率的に運営されております。今後とも、「福岡都市圏南部環境事業組合」が施設運営を行っていく中で、春日市も構成団体として、周辺地区の環境保全にも配慮した安全で信頼できる運営の取り組みに、積極的に関わってまいります。

また、周辺地区の環境整備につきましては、引き続き、地元の皆さまとの協議を重ねながら、残る多目的広場などの環境整備を図ってまいります。

生活環境の保全につきましては、犬やねこに関する苦情が特に多く寄せられていることから、飼い主に飼育マナーの向上や適正な管理などをしていただくための啓発に努めるとともに、人と動物が共生する社会の実現を目指し、引き続き、動物愛護のボランティア活動をされている人たちと連携を図ってまいります。

また、同じく生活環境に深刻な影響を及ぼす空き家の対策につきましては、平成30年3月に策定する「春日市空家等対策計画」に基づく取り組みを推進してまいります。

1-5 防犯体制の整備

次に、「防犯体制の整備」についてであります。

自治会が中心となり、防犯パトロールや子どもの見守り活動などに積極的に取り組んでいただいた結果、春日市内における刑法犯認知件数については、着実に減少を続けております。

今後とも、防犯講座や総合情報メールなどによる情報発信を通して地域の防犯活動の更なる支援を実施していくとともに、地域や警察その他の行政機関との連携を一層強化し、犯罪に強い春日市の実現に向けて防犯体制を整備してまいります。

暴力団対策につきましては、引き続き警察と連携の上、公共工事をはじめとする春日市のあらゆる事務事業から暴力団排除を徹底していくとともに、暴力追放決起大会の開催などを通して、春日市を挙げた暴力団排除の機運醸成に努めてまいります。

1-6 商工業の振興・農業支援

次に、「商工業の振興・農業支援」についてであります。

地域の活力を創出するためには、春日市内商工業の更なる活性化が不可欠であります。

そこで、春日市商工会と連携し、「創業融資制度」および「特定創業支援事業」により春日市における創業を支援するとともに、「事業資金融資制度」による中小企業者の経営安定化や商工会が実施する「プレミアム付商品券事業」への助成による春日市内の消費拡大などに努めてまいります。

また、「地域の元気な商店街づくり事業補助金」による春日市内商店会への支援を行うなど、地域と商工業の活性化を推進してまいります。

消費者行政につきましては、地域住民や小中学校の児童生徒に対する啓発・教育を推進していくとともに、春日警察署などの関係機関と更なる情報共有を図り、連携を密にして悪質商法などの被害防止や被害拡大を防ぐ迅速な対応に努めてまいります。

農業支援につきましては、水路など農業用施設の適切な維持管理を行い、また、「市民農園」などを通して、貴重な都市内緑地であり多面的な価値を持つ農地の活用に努めてまいります。

このページについての問い合わせ先

春日市役所 経営企画課 企画担当
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