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男女共同参画の視点に立った公的広報のガイドライン

最終更新日 平成28年4月1日

平成25年6月春日市

はじめに

男女共同参画社会とは、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる社会のことです。我が国では、平成11年に男女共同参画社会基本法が制定されて以来、男女共同参画社会の実現に向けて、さまざまな法律や施策が施行されてきました。しかし、「男性は仕事、女性は家事・育児」という固定的な性別役割分担意識が根強く残っています。このような固定的性別役割分担意識を解消していくことが男女共同参画社会の実現に向けた課題となっています。

春日市では

春日市では平成18年に「春日市男女共同参画を推進する条例」を制定し、第11条において「何人も、公衆に表示する情報において、固定的性別役割分担、性別による人権侵害、男女間の暴力等を助長する表現及び過度な性的な表現を行わないよう努めなければならない」と規定しています。市はさまざまな情報を発信していますが、これらの情報は公共性が高く、市民意識に大きな影響を及ぼす可能性があるため、市の行政広報物の作成者一人一人がこのガイドラインを参考にし、より適切な表現の使用について考えることが重要です。

ガイドラインの目的

このガイドラインは特定の表現を禁止したり、また絶対であるという基準を定めたりするものではありません。男女共同参画の視点に立って、どのような表現が問題になるのか、より効果的な表現にするにはどのように変えていけばいいのかを一人一人が考えていくためのものです。

全てが対象です

このガイドラインは、春日市が発信するあらゆる情報が対象となります。

広報紙、テレビ、ラジオ、ポスター、ちらし、ウェブサイト、刊行物などにおける文章、イラスト、写真、音声、映像など全ての情報が対象です。

イラスト編

男性・女性に偏って表現していませんか?

  • 仕事

    仕事は男性中心、女性は補助として表現している場合があります。性別で役割を分けた表現ではなく、男女共にさまざまな役割を担っている場面を表現しましょう。

    仕事の表現方法の例

  • 地域

    地域活動の際に、たとえば「男性は力仕事、女性は補佐役」など性別で役割を決めて表現している場合があります。個人の個性や能力を生かし、男女共に地域活動に参画しているように表現しましょう。

    地域の表現方法の例

性別による固定的なイメージで表現していませんか?

  • 家庭

    家事をするのは女性の役割と表現している場合があります。家族がお互い協力して、分担しているように表現しましょう。

    家庭の表現方法の例

  • 学校

    男の子は球技、女の子は縄飛びなどと性別で分けて画一的に表現している場合があります。好みや行動は人それぞれです。多様な現実を反映させ、男女それぞれを幅広いイメージで表現しましょう。

    学校の表現方法の例

見直したい言葉と表現

日常使用している言葉や表現の中には、女性を例外的な存在とし、平等に扱っていないような不適切なものがあります。不必要な性別の強調や性別の固定的なイメージにしばられない豊かな表現を考えてみましょう。

見直したい言葉と表現
見直したい表現 望ましい表現 見直しの理由
奥さん、家内、主人、亭主 妻、夫、つれあい、配偶者、パートナー 男性を主、女性を従と捉えているため
良妻賢母 使わない 性別によって役割を限定する表現になっているため
老女、老婦人 高齢者 年齢や性別が強調されているため
父兄 保護者 男性中心の表現であるため
内助の功 協力 男性中心の表現であるため
男勝り、女だてら、女々しい 使わない 男性を優先させる表現であるため
OL、キャリアウーマン、サラリーマン、ビジネスマン 会社員 男女両性を表す表現が望ましいため
カメラマン 写真家、フォトグラファー 男女両性を表す表現が望ましいため
行政マン 行政職員、公務員、自治体職員 男女両性を表す表現が望ましいため
女流作家 作家 性別を強調したり、特別視したりすることにつながるため
女子アナ アナウンサー 性別を強調したり、特別視したりすることにつながるため
母子家庭、父子家庭 ひとり親家庭 母子・父子家庭の比率を表す場合以外は区別する必要がないため※1
職場の花、美人○○ 使わない 容姿の強調は、人格を尊重した表現ではないため
看護婦、保健婦、助産婦、保母・保父 看護師、保健師、助産師、保育士 性別を限定する表現であり、法律が改正され職名が明確であるため※2

※1 一部法律で使用されている場合もあるので注意する

※2 法律で定められているため、行政での利用は特に好ましくないもの

チェックシート

表示・印刷する前に、もう一度確認してみましょう。

チェック項目
チェック項目 チェック欄
(1)男性、女性がバランスよく登場していますか?  
(2)性別による固定的なイメージではなく、多様なタイプで男女を表現していますか?(例、色の好み、服装、興味、関心など)  
(3)男性、女性で役割を決めつけて表現していませんか?  
(4)男女いずれにも使える言葉を使っていますか?(例、サラリーマン→会社員、女医→医者など)  
(5)中心的な役割を担うのが男性、補助的な役割を担うのが女性と決めてつけて表現していませんか?  

担当者をはじめ複数の目で確認しましょう。

また、業者に刊行物等の作成を依頼する際、このガイドラインを示して理解を求めるようにし、業者が作成したパンフレットを購入する場合は、このガイドラインを参考に、適切な表現のものを選択するようにしましょう。

[リンク]

男女共同参画の視点に立った公的広報のガイドライン(PDF 308キロバイト)PDFファイルをダウンロードします

このページについての問い合わせ先

春日市役所 人権市民相談課 人権男女共同参画担当
〒816-0806 春日市光町1-73 福岡県春日市男女共同参画・消費生活センター(じょなさん)
電話:092-584-1201
ファックス:092-584-1181
メールアドレス:jyonasan@city.kasuga.fukuoka.jp