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春日市教育大綱

最終更新日 平成27年12月8日

目次(リンクをクリックすると、掲載箇所へ移動します。)

はじめに

平成27年4月、地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正され、教育委員会制度改革が行われ、教育長を教育委員会の主宰者・代表者とし、教育行政の責任者としての立場が明確化されるとともに、市長の教育行政に対する責任もより明確になりました。

また、市長は教育行政を推進するための「総合教育会議」を主宰し、市長と教育委員会が相互の連携を図り、地域住民の意向をより一層反映させた教育に関する総合的な施策として「教育大綱」を定めることが規定されております。

本市教育委員会では、これまでも独自に改革・活性化が行われており、市長と教育委員の協議も重ねてまいりました。私の政治理念である「市民がまんなか」、「市民と創る、見える市政」についても充分に御理解いただいているところです。

本市の教育施策の大きな特徴、特色は、市長と教育委員会との信頼関係を基盤に「協働のまちづくり」につながっていることであります。これは、従前の教育行政には見られなかったことで、「地域づくり」につなぐ教育行政の推進であります。

その一つとして、本市において大きく開花したコミュニティ・スクールの展開は、学校を核とした教育コミュニティ、つまりスクール・コミュニティにまで発展させることを目指しながら、学校・家庭・地域が共に子どもを育てる仕組みとして「協働のまちづくり」を推進する重要施策の一つとして定着しつつあります。

このような中、今回「春日市教育大綱」を策定いたしました。

教育大綱は、第5次春日市総合計画に掲げる「まちづくりの指針」を具現化するため、今後の教育行政の目指すべき方向性を示すものです。

策定に当たり、決意も新たに、その示す目標に向かって教育分野だけでなく、これまで以上に福祉・地域振興など他の分野の施策との連携を図り、子どもの健やかな育ちを更に確かなものとしてまいります。

今後も、主体的、献身的な市民の様々な教育・学習活動への支援を通して、市民との協働によるまちづくりにつながる教育行政を進めてまいります。

平成27年6月

春日市長 井上 澄和(いのうえ すみかず)

作成にあたって

教育委員会制度改革

地方教育行政の組織及び運営に関する法律の主な改正点は以下のとおりです。

1 教育行政の責任体制の明確化

教育委員長と教育長を一体化した新たな責任者(新教育長)を置き、市長は議会の同意を得て直接任命・罷免を行うこと。

新教育長は、教育委員会の会務を総理し、教育委員会を代表する。

2 総合教育会議の設置

市長は、総合教育会議を主宰し、教育委員会との協議により、相互に連携しながら教育行政の推進を図る。

3 教育大綱の策定

市長は、総合教育会議において、教育委員会と協議して、地域住民の意向をより一層反映させた教育に関する総合的な施策としての大綱を策定する。

教育大綱の期間と位置付け

第5次春日市総合計画(後期基本計画)に即して、平成28年度~平成32年度の5年間とし、教育分野における「まちづくりの指針」を具現化するため、教育行政の目指すべき方向性を示します。

春日市教育振興基本計画

本市教育委員会では、教育大綱にある施策の柱・施策目標等に基づき、本市総合計画の部門別計画として、「春日市教育振興基本計画」を策定し、施策の具現化のための取り組みを展開します。

教育大綱

教育大綱では、学校教育、社会教育、文化芸術、文化財、スポーツ分野と、それらの活動拠点の環境整備を柱として、それぞれに施策を示すとともに、それを実効性のあるものとして推進していくための本市教育行政の基本にするストラテジー(方略)を掲げています。これを踏まえて、市民と協働のまちづくりを進めます。

  • 学校、家庭、地域の力が融合した子どもたちの「共育」を推進します。
  • 市民の主体的な学習、文化、スポーツ活動を支援します。

1 学校教育の充実

《施策の柱》
子どもたちの健やかで個性豊かな育ちを支えるコミュニティ・スクールによる「共育」の推進

学校、家庭、地域の三者がそれぞれの役割を担いながら、互いの取組や教育力を補完し合い、コミュニティ・スクールの更なる充実を図ります。

(1) きめ細やかな指導・体制を確立する
《施策目標》
確かな学力の習得、いじめ対策、不登校支援、特別支援教育の充実など、福祉行政との連携を含めて、きめ細やかな指導体制の確立をめざします。
(主な事業の例)
  • 継続:小学校6年生の30人以下学級
  • 継続:教育支援センター(不登校支援)
  • 継続:小学校での外国語活動
  • 継続:チャレンジKASUGA
  • 新規:15年共育プログラム(子育てサポート)
(2) 心と体づくりを進める
《施策目標》
人権感覚や規範意識を高め、豊かな心を育成します。また、体育や食育を通じて心と体づくりを促進します。
(主な事業の例)
  • 継続:かがやき、あおぞらの活用
  • 継続:継続
  • 継続:弁当の日
  • 継続:春日市社会科基底カリキュラムの活用
  • 継続:チャレンジKASUGA
(3) 安全で安心できる「共育」を進める
《施策目標》
春日警察署や交通安全協会等の関係機関、PTA、地域と連携し、子どもたちが安全に、安心して学べるよう、防犯・安全対策の充実を図ります。
(主な事業の例)
  • 継続:校下校時の見守り活動
  • 継続:通学路の安全総点検
  • 継続:交通安全教室、防犯教室
  • 継続:安全マップ

2 社会教育の推進

《施策の柱》
家庭、地域の教育基盤の形成

子どものより一層の健全育成を図るため、家庭や地域の教育力を高めます。

また、豊かな市民生活の実現のため、図書館を中心とした読書のまちづくりを推進します。

(1) 家庭と地域の教育力を高める
《施策目標》
体験活動や世代間交流の取り組みを通じて、子どもを育む教育基盤(「学びの場の創造」、「家庭・地域の教育力向上」)の形成をめざします。
(主な事業の例)
  • 継続:アンビシャス広場
  • 継続:家庭教育学級
  • 継続:青少年育成市民会議
(2) 読書のまちづくりを進める
《施策目標》
市民が「いつでも、どこでも、だれでも」生活に必要な情報を得ることができ、子どもから大人まで、「生涯の学び」を支援する環境づくりを進めます。
(主な事業の例)
  • 継続:移動図書館(たんぽぽ号)
  • 継続:ファーストブック
  • 継続:学校図書館ネットワーク

3 文化の振興

《施策の柱》
多様な個性が発揮できる文化芸術との出会いの場(機会)学びの場(活動)の創造

文化芸術活動を通じて、人とまちの魅力を高めるとともに、市民の多様な自主活動を支援します。

(1) 文化芸術に親しむ機会を提供する
《施策目標》
文化芸術活動の普及を通じて、一人でも多くの市民が、多様な文化芸術と出会えるよう、魅力ある事業を展開します。
(主な事業の例)
  • 継続:弥生の里音楽祭
  • 継続:音楽の玉手箱
(2) 市民の文化芸術活動を支える
《施策目標》
豊かな個性を発揮できるよう、ふれあい文化センターを核とした学びの場を提供し、自主的な文化芸術活動を支援します。
(主な事業の例)
  • 継続:文化サークル
  • 継続:文化祭

4 文化財の保存・活用

《施策の柱》
文化財の保護・活用を通じたふるさと意識の醸成

弥生時代の奴国の中心地として国指定史跡となっている「須玖岡本遺跡」などの埋蔵文化財を保護するとともに、文化財の整備・活用、情報発信を通じて市民のふるさと意識の醸成に努めます。

(1) 文化財を保護する
《施策目標》
弥生銀座といわれるほどの埋蔵文化財をはじめとする本市のかけがえのない財産を後世に継承するため、各種文化財の保護に努めます。
(主な事業の例)
  • 継続:発掘調査・保存
  • 継続:保存管理計画
(2) 文化財を継承・活用し、ふるさと意識を醸成する
《施策目標》
市民と協働によるイベントの開催、体験学習などを通じて、文化財に対する市民の理解と保護意識を深め、歴史に彩られた素晴らしいまち「春日」へのふるさと意識の醸成に努めます。
(主な事業の例)
  • 継続:奴国の丘フェスタ
  • 継続:歴史講座、体験教室

5 スポーツ(運動)の振興

《施策の柱》
スポーツ活動や運動習慣を通じた健康で活力のある市民生活の創造

誰もが気軽にスポーツや運動を楽しむことができる環境づくりに努め、市民の自主的、主体的な活動を支援します。

(1) ライフステージに応じたスポーツ・運動を推進する
《施策目標》
生涯にわたり健康で明るく、活力ある生活を送ることができるよう、誰もが楽しめるスポーツ・運動の普及をめざします。
(主な事業の例)
  • 継続:スポーツフェスタ、走ろう大会
  • 継続:ニュースポーツの普及
(2) 競技スポーツを推進する
《施策目標》
競技スポーツで活躍する市民・団体を育成し、支援します。
(主な事業の例)
  • 継続:県民体育大会
  • 継続:スポーツ団体等との連携

6 教育環境の整備

《施策の柱》
安全で快適な空間の創造

義務教育施設においては、公平で、安全・安心できる教育環境を提供するため、計画的な整備を推進します。また、社会教育施設においては、市民の学び、交流の場として整備・充実を推進します。

(1)教育施設の整備・充実を推進する
《施策目標》
誰もが、安全で安心して利用できる快適な施設環境の整備・充実を図ります。
(主な事業の例)
  • 継続:小中学校(空調、耐震化等)
  • 継続:スポーツセンター
  • 継続:ふれあい文化センター
  • 継続:奴国の丘歴史資料館

教育行政推進のストラテジー

~「つなぐ」「支える」「広がる」まちづくりのために〜

まちづくりにつながる教育施策を具現化し実効性のあるものとするため、市長との連携、各種施策の検証・研究の積み重ねによる改善・改革を行っていくとともに、あらゆる機会を捉えて市民等へ積極的に情報を発信し、教育行政の充実・発展に努めていきます。

1 市民との協働、市長との連携を進める

「市長出前トーク」と「教育長による学校出前トーク」との行動連携により、市民等との対話を通じて、教育行政への理解と、協働のまちづくりにつなげます。

また、各種事業に地域資源、地域人材を積極的に活用するなど、より多くの市民の教育活動への参画を推進します。

  • 市長出前トーク
  • 教育長学校出前トーク
  • 学校運営協議会
  • 市民参画の施策、事業の展開

2 施策の検証、研究を累積する

評価指標をそれぞれの施策目標に設定し、事務事業の工夫・改善に活かします。

  • 事務事業点検評価
  • コミュニティ・スクール評価指標

3 市民等へ情報を積極的に発信する

教育情報誌、パンフレット等により、各種の教育施策・事業に対する市民の理解を更に深めます。

  • エデュケーションかすが
  • A-MESSE

※ ストラテジーとは、「戦略」を意味する英単語。

このページについての問い合わせ先

春日市教育委員会 教務課 教育総務担当
〒816-8501 福岡県春日市原町3-1-5 市役所4階
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ファックス:092-584-1153
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