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その時は突然 想定外に備える

最終更新日 平成31年2月28日

平成30年は災害の多い1年でした。

大型台風がいくつも発生し、西日本を中心に記録的な大雨となった7月豪雨では、死者・行方不明者数が200人を超え、各地に甚大な被害をもたらしました。

また、大都市大阪や北海道で地震が発生し、広範囲に渡り停電するなど、都市型震災の危険性が明らかになってきました。

春日市には大きな河川や山がなく、海にも接しておらず、比較的災害に強いまちであると言えますが、集合住宅が多く特定の被害が想定されます。

地震はいつどこで発生するか分かりません。常に備えを欠かさないようにしておきましょう。

都市型震災の危険

人口の集中する都市部で大規模地震が発生すると、多くの人的被害や建物被害の発生が予想されるばかりでなく、ライフラインや交通網に甚大な被害をもたらし、社会生活が大きく混乱する恐れがあります。

電気・ガス・水道が止まる

停電、都市ガスの供給停止、水道の断水が発生し、復旧までに時間がかかる。

道路・鉄道など交通網がマヒ

道路に避難者や車が集中して大渋滞を引き起こす。

線路が寸断され、鉄道が運行を停止することがある。

火災が同時多発

火災が同時多発的に発生する。

大規模火災では、炎が竜巻のようになる「火災旋風」が発生することがある。

ビルが倒壊

古いビルが崩れて生き埋めが発生したり、外壁や窓ガラスが割れて路上に落下したりして、負傷者が発生することがある。

エレベーターが停止

エレベーターが停止し、人がエレベーター内に閉じ込められることがある。

地盤が液状化

水分を多く含んだ砂質の地盤や埋め立て地などでは、液状化現象が起こることがある。

マンションの安全対策

春日市内には約3,600棟の共同住宅があり、そのうちマンションは200棟以上あります。

マンションなどの中高層住宅では、戸建て住宅とは異なる特有の地震被害が生じる恐れがあります。

入居者一人一人が、マンション災害について認識し、防災、減災対策を講じる必要があります。

東日本大震災におけるマンション設備などの被災状況

  • タワー式や機械式の駐車場が使用不能に。
  • エレベーターが停止。仙台市周辺の106棟のサンプル調査では、エレベーターを設置していた102棟全てが停止。復旧は当日が3件、2~3日が大半で、1棟は1週間を要した。
  • 玄関扉が開閉できなくなり自宅から脱出できないケースが発生。
  • 書棚、テレビ、家具などが多く転倒。
  • 受水槽、高架水槽、変電設備などが被災。

マンション特有の注意点

[通路・非常口・非常階段]

通路や非常口、非常階段といった共用部分に通行の妨げになるような物(荷物や鉢植え、子ども用三輪車など)を置かない。

[トイレ・ごみ]

排水管が破損すると、水を流せなくなるだけでなく、トイレを使うこともできない。

簡易トイレや携帯トイレ、ない場合はビニール袋や新聞紙を利用する。

[エレベーターの停止]

エレベーターが長期間停止した場合、その間の移動手段は階段となる。

高層階に居住する人ほど、移動や水・食料の運搬が困難になるので、家の中に多めに備蓄しておく。

[ベランダ]

ベランダの避難ハッチ(非常脱出口)の使用方法を確認しておく。

防災力を高める

大災害が発生すると、公的機関(公助)だけでは十分な対応ができません。

そのとき力を発揮するのが、自分の身は自分で守る「自助」と、地域で助け合う「共助」です。

マンションは、それ自体が一つの共助の単位です。マンション全体の防災力を高めるために、住民一人一人の防災意識の向上を図り、防災訓練などに積極的に参加しましょう。

春日市内を縦断する警固断層

「断層」とは、地層や岩盤に力が加わることでずれた状態であり、福岡県内で存在が確認されている活断層は7つです。

平成17年3月に発生した最大震度6弱の福岡県西方沖地震は、警固断層(北西部)を震源とした地震でした。

警固断層(南東部)は春日市を縦断しており、福岡県の調査によると、この断層では、マグニチュード7.2程度の地震発生が推定され、春日市の震度は5強~6強の予測結果となっています。

30年以内の地震発生確率は0.3パーセント~6パーセントと高いことから、常に警戒が必要です。

警固断層
警固断層を示した図

もう一つの危険帰宅困難者

災害発生時に、通勤通学などで外出しており、公共交通機関が停止したため、自宅へ帰ることが困難になった人を「帰宅困難者」と言います。

人が多く集まる都市部では、影響を受ける人の数も膨大になり、東日本大震災時には、首都圏全体で、500万人を超える帰宅困難者が発生しました。

徒歩帰宅者が道路にあふれることで、消防車や救急車が動けなくなり、消火活動や傷病者の搬送などに支障が出る恐れがあります。

帰宅困難者になったときには、次のことに注意しましょう。

不用意に動かない

多くの人が一斉に徒歩帰宅しようとすると、徒歩帰宅者が道路にあふれることで、消防車や救急車が動けなくなり、消火活動や傷病者の搬送などに支障が出ます。

ラジオなどで正確な情報を把握しながら、勤務先や学校など安全な場所で待機し、むやみに移動を始めないようにしましょう。

徒歩帰宅は安全が確認できてから

状況が落ち着き、歩いて帰っても大丈夫だと判断される場合には、十分に準備をしてから徒歩帰宅を開始します。

同じ方向に帰る人がいれば、助け合いながら一緒に行動するようにしましょう。

徒歩帰宅のポイント

  • 歩き出す前に適切な情報把握を

    ラジオなどで正確な情報を把握する。余震や火災などの可能性も考慮する。

  • 運動靴や手袋、帽子を着用

    危険な中を長距離歩くことを考え、履き慣れた運動靴や帽子(ヘルメット)、手袋などを勤務先に備えておく。

  • 普段から携帯電話のバッテリー、ペットボトル、菓子などを持ち歩く

    長時間の待機や歩行を想定した準備を行う。

  • できるだけ安全なルートを歩く

    帰宅ルートは、できるだけ安全と思われる幅員の広い幹線道路を選ぶ。

  • 災害時帰宅支援ステーションを利用する

    徒歩帰宅者を支援するため、自治体と支援協定を結んだコンビニエンスストア、ファミリーレストラン、ガソリンスタンドなどのサポート(水道水の提供、トイレの使用、沿道情報、休憩の場の提供など)が受けられる場所を利用する。

帰宅困難者10か条

  1. 慌てず騒がず、状況確認
  2. 携帯ラジオをポケットに
  3. つくっておこう帰宅地図
  4. ロッカー開けたらスニーカー(防災グッズ)
  5. 机の中にチョコやキャラメル(簡易食料)
  6. 事前に家族で話し合い(連絡手段、集合場所)
  7. 安否確認、ボイスメールや遠くの親戚
  8. 歩いて帰る訓練を
  9. 季節に応じた冷暖準備(カッパ、携帯カイロ、タオルなど)
  10. 声を掛け合い、助け合おう

問い合わせ先

春日市役所 安全安心課 消防防災担当

〒816-8501 福岡県春日市原町3-1-5 春日市役所3階

電話:092-584-1111(代表)

ファックス:092-584-1143

メールアドレス:bousai@city.kasuga.fukuoka.jp